2012-07-19 Thu

2004年制作 米
監督:ロス・カウフマン, ザナ・ブリスキ
≪キャッチコピー≫
『インド・カルカッタの売春窟に生まれついた子供たち。
彼らは外の世界を知らず、夢を持つ事も許されない。
ある日、子供たちはカメラと出会い、自分たちに無限の未来と希望がある事を知る。』
≪ストーリー≫
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≪感想≫
インドの売春窟を取材しているカメラマンのザナ・ブリスキがそこで出合った子供達にカメラを教え、
その子達を救い出そうと奮闘するドキュメンタリー作品。
映画の中で子供達の生い立ちと供に映し出される写真。
過酷な現状に立たされても未来への希望とカメラだけは放さない。
写された写真には悲しさ・輝き・楽しさ・儚さ・子供達の目線のリアルが映し出されている。
純粋無垢な希望の光。
子供達の素晴らしさはもちろんだが、この作品の主役は何と言ってもザナじゃないでしょうか。
子供達をこの現状から救い出そうと一生懸命、真摯にこの問題に取り組んでいく。
例え困難な壁にぶちあったっても・・・。
例え心無い人達に出会っても・・・。
その意思とエネルギーは計り知れません。
結果的には少しずつかもしれないけど一歩一歩進み続けるその姿勢に脱帽です。
何ともヘビーな作品だけど目を背けちゃいけない作品。
≪点数≫
10点
(09.03.05鑑賞)

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