2022-11-12 Sat

2020年制作 香港
監督:谷垣 健治
≪キャッチコピー≫
『太っても、最強。』
≪ストーリー≫
結婚式当日に銀行強盗と出くわした熱血刑事のファーロン(ドニー・イェン)は、強盗を追跡中に警察長官をひきそうになったことから、デスクワーク中心の部署に左遷された上に、婚約者からは別れを切り出されてしまう。ショックのあまりに暴飲暴食に走ること6か月、すっかり太った彼に強盗事件の容疑者を日本へ護送する任務が下るが、日本に到着するやヤクザの麻薬抗争に巻き込まれて容疑者に姿を消される。日本の遠藤警部(竹中直人)と容疑者を追ううちに、彼はある陰謀にたどり着く。
≪感想≫
大好きドニー・イェン兄貴主演作。
昔、サモ・ハン・キンポーを主演に据えて人気シリーズとしてガンガン発表されていた
同名シリーズをリブート。
もちろん、僕も子供のころ観たことがあるような。
ドニー兄貴がデブゴン!?
予告編を観た時、見た目もデブデブで
「こんなのドニー兄貴じゃないやい!!」
なんてことで観てなかったのですが、いざ鑑賞。
ごめんよ、兄貴・・・兄貴はやっぱり兄貴だったよ・・・。
めちゃくちゃカッコいいアクションの連続で。
デブデブだろうが問題ないない。
しっかりと、そしてガッツリと香港アクションが繰り広げられていましたよ。
本作の監督って日本人の方だったんですね。
昔、スタントマンもされていて、その際にドニー兄貴と信頼関係
を築き色々な作品でアクション監督まで任されることに。
その後日本でも「るろうに剣心」シリーズ等々のアクション監督をしていて、
本作ではドニー兄貴を主演に据え、監督まで任されることに。
確かに「るろうに剣心」シリーズのアクションはめちゃくちゃカッコ良かったですもんね。
本作はデブゴンシリーズのリブートという事でテイストはあくまでもシリアスではなくって
コメディタッチ。
時折繰り出されるギャグのオンパレード。
これがまたベタでつまんなくって(苦笑)
凄い変なタイミングで発せられるもんだから逆にザラついちゃって。
ここら辺はセンスの問題なのでちょっともったいなかったです。
そうそう。
これぞ香港映画!!っぽいところが。
中盤の街中大立ち回りシーン。
完璧な見た目セットな世界。
アトラクション感がたっぷりで。
これがハリウッド作品ならバリバリのロケでド迫力に魅せてくれるのに、
今作に関しては良くも悪くもミニマムなセットで、だけど迫力ある
アクションシーン。
これぞ香港映画ってな感じでしたよ。
兄貴のパルクールアクションとか切れ味抜群で素晴らしかったです。
そんなこんなで。
大好きドニー兄貴の作品。
期待していたアクションが堪能できたので大満足。
まだまだ現役バリバリで活躍してほしいな。
≪点数≫
6点
(22.08.20鑑賞)

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