2022-11-04 Fri

2021年制作 邦
監督:江口 カン
≪キャッチコピー≫
『最強の殺し屋、最大のミッション――誰も殺さず、希望を守れ。』
≪ストーリー≫
最強の殺し屋「ファブル」として裏社会で恐れられていたものの、ボス(佐藤浩市)から誰も殺さずに一般社会に溶け込んで生きるよう命じられたアキラ(岡田准一)。相棒ヨウコ(木村文乃)と兄妹を装い、アルバイト先のデザイン会社オクトパスの社長・田高田(佐藤二朗)と社員ミサキ(山本美月)に素性を知られることなく平穏な日々を過ごしていた。そんな中でアキラはNPO団体の代表を務める宇津帆(堤真一)と出会い、やがて彼がターゲットから金をだまし取っては命も奪う危険人物であることを知る。
≪感想≫
シリーズ第二弾。
人気漫画が原作の本作。
現在は、第二章が絶賛連載中で。
これがまた面白いんだよね。
大好きな漫画の一つです。
そんな大好きな漫画の実写版。
主演はこれまた大好き岡田准一くん。
バッキバキのアクション俳優でめちゃくちゃカッコ良いんですよね。
ただ、前作についてはアクションが期待値を超えなくってね。
楽しかったんですが、もっといけただろうってな印象。
そんなシリーズ最新作は。
・・・おぉ!!
アクション、頑張ってんねぇ・・・。
まずはメインどころのアクションについて。
いや、最高かよ!!
前作のアクションってガチャガチャしていて正直、観にくい印象があって。
ファブルが無敵なのはわかるんですが、なんだかいくらなんでもそれはないでしょうって思ったりもしたんです。
なんか引っかかるというかね。
今作ももちろんいくら何でも感はあったんですよ。
ただ、そんなツッコミをも上回る「勢い」があって。
全然、気にならなかったんですよね。
むしろテンション爆上がりだったり。
終盤の原作にはない団地でのアクションシーンは本当に素晴らしかったです!!
このシーンだけでも観て良かったなぁと。
ちょっとここからはダメダメなところ。
契約上なのか平手友梨奈さんにめちゃくちゃスポットがあてられていて。
過剰な彼女向けの演出は少しだけノイズに感じました。
スローモーションとか振り返りてきな映像とか、なんかそれまでの
勢いが止まっちゃうんですよね。
そこらへんはもったいなかったなぁって。
あとね。
全体的に軽かった。
これは前作にも言えるんですが、原作の良さが消えていて。
原作のイメージって基本的には重々しくアングラなイメージなんですよね。
その中にコメディ要素が入っていたり、軽さが入っていてそれが良い塩梅なのですが・・・。
映画版の本シリーズはどこか全体的に軽くって。
もっと大人向けの作品でもいいのになって。
恐らくこれはある程度万人受けの作品を作らないといけないっつー縛りがあるのかなぁ・・・。
これまたもったいないない。
そうそう。
ジャッカルはやっぱり最高でした。
宮川大輔さんのフォルムとかルックとか観ているだけでわらけてくる。
こちらは、原作よりも笑えましたよ。
そんなこんなで。
シリーズ2作目の本作。
しっかりとアクションシーンは盛り盛りでバージョンアップ!!
やっぱり大好き岡田君のカッコ良さは相変わらずだったし。
今後もアクション映画は出続けてトム・クルーズやキアヌ・リーブスのように
なってほしいなぁ。
日本のアクションは彼に任せましょう!!
「ベイビーわるきゅーれ」「ある用務員」の阪元 裕吾監督で
アクション映画を撮ってくれないかなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(22.08.14鑑賞)

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