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No.2045 『神は見返りを求める』
No2045 『神は見返りを求める』
2021年制作 邦
監督:吉田 恵輔

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
イベント会社で働く田母神尚樹(ムロツヨシ)は、YouTuberの川合優里(岸井ゆきの)と合コンで出会う。再生回数の少なさに頭を悩ませる優里に同情した田母神は、彼女のYouTubeチャンネルを見返りを求めることなく手助けする。人気が出ないながらも彼らは前向きに努力を続け、お互い良きパートナーになっていくが、あることをきっかけに二人の関係が大きく変化する。

≪感想≫
ヒメアノ~ル」「愛しのアイリーン」「空白」等々の吉田恵輔監督作品。

イメージはすんごい苦くて重たい作風の印象。
特に前作の「空白」はえぐかったなぁ・・・。
二度と観たくないといつも思いつつも作品としては素晴らしいし、
色々考えさせられるので観て良かったと思えるし、
今後も追い続けたい監督さんの一人だったりします。

さて本作について。

・・・。
やっぱりか・・・。
これまた、苦くて痛い作品に仕上がっておりました(苦笑)

とにかく人間の突いてほしくない気持ち悪い部分や、あさましい部分、
いやらしい部分をこれでもかとぶつけてくる。

心当たりがあったりするから観ているこっちはとんでもなく
不快になりつつも、ドキドキしてる。
はぁ~やだやだ。

登場人物、全体的に嫌な感じ。

ダメダメYouTuberのゆりちゃん。
最初は純粋に好きなことをアップして、良き人の田母神さんと頑張っていたのに。
いざ少しだけ有名になると、勘違い女にトランスフォーム!!
田母神さんのことを無下にしたりして自分勝手に立ち振る舞う。
こうやって人って変わっていくんだなぁとリアルに描かれていて。
彼女の行動は彼女の中ではまっすぐで正義と信じているがゆえに
たちが悪い。
まぁ、だからこそ最後は彼女の中でも変化があったのでしょうが。

田母神さん。
彼に関しては着地まで含めてなんとも報われないというか、いたたまれないというか。
もちろん彼の少しだけ不気味な性格やコミュ障っぽい感じとかダメな
部分もあるのかもしれませんが、基本、彼は悪いことをやっているようには
見えなくって。
それがどんどん転がり落ちていく様は本当に観ていてつらかったです。
彼が、だんだんストレスをためていって、ある瞬間爆発するシーン。(すれ違う人とぶつかって書類を落とすシーンからの激高)
あれはしびれたなぁ・・・。

他にも特徴的なキャラクター達。
僕的ダメダメMVPは大好き若葉竜也くん演じるあいつ!!
二枚舌でだれにでも調子よく合わせるあいつ!!
いるよなぁ・・・。
けど、絶対、こんな処世術って自分の中にもあるよなぁ・・・。
なんて思ったり。

ゆりちゃんと後にタッグを組む二枚目クリエイターのアイツも最悪な男だったなぁ。
中途半端感が満載なんだけど、調子乗って、自分がやることは
間違いない的なあの立ち振る舞い。
ぶん殴りてぇ・・・。

人気二人組YouTuberのアイツとアイツ。
僕の感じている一昔前のノリだけで品のないYouTuber集団っぽくて
なんか嫌な感じ。
ゆるちゃんが大けがした原因は彼らなのに、病院で実況配信をするあたりとか
品がないよねぇ・・・。

他にも他にも。
クライマックスで田母神さんとバトルする少年YouTuberは早く制裁を受けてほしいし。
ゆりちゃんのコールセンターの同僚もだめだめ。

どいつもこいつも最悪だ!!

田母神の行動について。
なんでしょう、僕も人に対して特に何の見返りも求めずサポートすることも
あるし、別にそれが苦にもならないんですが、やっぱりそれが
「あたりまえ」と思われたりしたり、それを感じたりするとイラッと
するのも確かで(苦笑)
田母神さんが
「見返りは求めてないといったが感謝は欲しい!!」
的なセリフを放った時、ドキッとしちゃいましたよ。

ゆりちゃんや田母神については全体的にうっすら良き部分や純粋な部分が
見え隠れするがゆえにすっごいもやもやすると言うか。
明日は我が身とまではいきませんが、なんか少しでもひっくり返ったら
自分にも降りかかりそうでゾッとするんですよね。

いやぁ、怖い怖い。

他にも嫌な部分はたくさん。
例えば田母神さんがお金を貸していた職場の元後輩の結末とか。
もちろん、最後の終わり方も嫌いです。
だって田母神さんが報われないじゃないですか。
かれにはもっと幸せになってほしいわけですよ。
なんだよ、あの終わり方は・・・。
苦すぎるでしょうよ。

とにもかくにも。
相変わらずの良くできた作品。
相変わらずの後味の悪い作品。
絶対次回作も鑑賞するし、そのあとどんよりするのも分かっている。
おすすめはしたいんだけど、この気持ちになってほしくない。
だから、観た人とお話したいなぁ。

≪点数≫
  5点
                                           (22.07.01鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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