2022-07-11 Mon

2022年制作 米
監督:ダニエル・エスピノーサ
≪キャッチコピー≫
『私は医師であり
怪物だ』
≪ストーリー≫
ノーベル賞に輝くほどの頭脳を誇り、数多くの患者の命を救ってきた医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レトー)。しかし、治療法のない血液の難病を幼いころから患っており、身体はやせ細り、松葉杖を使わなくては歩くことさえ難しかった。病が命をむしばんでいくと感じた彼は、コウモリから採取した血清を投与するという治療に懸けてみることに。その結果、病気は回復するが、超音波を発して周囲の状況を感知する能力や飛行能力を手にすると同時に、血液を激しく欲するようになってしまう。
≪感想≫
大好きMCU映画最新作。
今回はスパイダーマンやヴェノムとの繋がりがあるといわれている
モービウス!!
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース通称SSUの最新作ですね。
どこまで行くんだアメコミ映画。
こうなりゃ意地でも追い続けるぞ!!
さてさて。
本作の主人公モービウスは血液系疾患に苦しんでいたけど、蝙蝠の血清を投与。
実験は失敗しモービウスは血を欲する吸血鬼に変化するっつーお話。
ちょっと、バットマン的な。
お話について。
正直、お話運びについてはちょっとむむむ。
なんでしょう、全体的にブツ切りなお話運びだったような。
暗めのテイストでもじもじ進んでいくかと思いきやパッと
お話が展開していって。
なんかそれが、突拍子もなさ過ぎて一瞬
「あれ??」
ってなっちゃったんですよね。
例えば、中盤モービウスが警察に捕まるシーンがあるんですが、
直接的な逮捕シーンはなくって急に留置場の中のシーンに急展開。
他にも同様にパッと物語が展開する流れは、けっこう引っ掛かったりしたり。
そこはもったいないない。
アクションについて。
スローを多用したアクションシーンは見応えがあって楽しかったです。
欲を言えばもっとアクションシーンを増やしてほしかったな。
あと、全体的に画が暗かったので何をやっているのか分かんなかったりも
しました。
そこもちょっと残念。
ただ、クライマックスの蝙蝠を操ってのバトルとかは、バットマンよりも
バットマンだったし、風を読みとって暗闇を飛びまわるシーンとか
フレッシュでしたよ。
う~~~ん、やっぱりもっとアクションシーンを観たかったなぁ。
とにもかくにも。
また新しいダークヒーローの誕生。
暗めの世界観とキャラクター像。
ヴェノムとはまた違ったロートーンな作品。
ミステリ的な落ち着いた世界観はまたフレッシュな印象。
十分に堪能いたしました!!
今後の展開について。
本作の世界はどの世界線なのかなぁ・・・。
作中でモービウスが
「俺はヴェノムだ!!」
って茶化していたところを観ると、ヴェノムとは同じ世界線なんでしょう。
そんで最後にマイケル・キートン演じるヴァルチャーが出ていたので
スパイダーマンもいる世界観。
ただ、ヴァルチャーはワープしてきたっぽいのでトム・ホランド版の
スパイダーマンとは違う世界線なんでしょう。
ということは、ここは違う世界線・・・。
巷ではアンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマンの続編が作られるとの
事なので、やっぱりここは
「アメイジング・スパイダーマン」
の世界線なのかなぁ・・・。
ということは・・・。
めちゃくちゃ楽しみ!!
しかも、本作のヒロインであるマルティーヌも最後はヴァンパイア化していたっぽいし。
さぁさぁ、どうなるのでしょうか!?
楽しみに続編を待っております!!
≪点数≫
7点
(22.04.03鑑賞)

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