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No.2014 『さがす』
No2014 『さがす』
2021年制作 邦
監督:片山 慎三

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
原田智(佐藤二朗)は、中学生の娘・楓(伊東蒼)と大阪の下町で暮らしていた。ある日、彼は娘の楓に指名手配中の連続殺人犯を目撃したと告げ、その翌朝突然姿を消す。警察は本腰を入れて捜索してくれず、楓は自分の力で父を捜して歩く。ようやく日雇い現場に父親の名前を発見して訪ねて行くと、そこには全くの別人の若い男性がいた。

≪感想≫
以前観た衝撃作「岬の兄妹」の片山慎三監督最新作。

連続殺人犯を見かけたという父親が突然の失踪。
娘は父親をさがすことに・・・っつーお話。

いやぁ・・・すごかった。
まさか、こんな作品だったとは・・・。

最後の最後まで先の読めない展開。
思っていたところと違う着地に口あんぐり。

これって大阪のどこだろう。
アングラな町並みはまた本作の雰囲気にマッチしていて良かったです。
中盤ぐらいの山内との街中チェイスシーンは、何気に
見応えがありました。

序盤は娘である楓が失踪した父親・智を探し回る展開。
そこから連続殺人犯・山内との出会い、智とのつながりを確信した楓。
そこから急展開、時系列をいじくって、ここからは山内の
お話に。
さぁ、ここから物語がどう展開していくのだろうと思ったら、
さらに時系列をいじくって、こんどは父親である智のお話に。
徐々に明らかになっていく真実。
これで終わりかと思ったら、さらにもうひと展開、楓と智の
物語に。
最後はまた楓がやっと智の本質を探し当てるという着地。
この構成は凄いなぁ・・・。

ふと思ったのが、ちょっとドロリ韓国映画を観ている感覚に。
パラサイト 半地下の家族」にも通ずるこの感覚。
社会の見たくない部分を痛烈に描き出しながらも、
不謹慎ながらもクスリと笑えるシーンも盛り込んでいるこの感じ。
何回か思わず笑っちゃいましたもんね。
楓の同級生の男の子とのシーンはもれなく笑っちゃいましたよ。
いるよなぁ、こんな少年・・・(笑)

ちょっとだけ不満点。
たまに、何を言っているのか分かんない部分がありました。
特に、中盤の山内が島の爺さんに介抱されて、家でいろいろと
会話を交わすシーンがあるのですが、全体的に爺さんが
何を言っているのかわかりにくかったんですよね。
そこはちょっとだけ残念だったかな。
あと、本作に出てくる大人たち。
例えば警察や先生。
先生はまだしも警察の対応があまりにもずさんすぎて。
あるあるなのかな・・・。
ちょっと、いくら何でも雑すぎる対応に不快な気持ちになりましたよ。
もやもやもや。

そんなこんなで。
二転三転、とにかく先の読めないストーリー。
「岬の兄妹」も素晴らしかったですが、本作はさらに
パワーアップして見応えのある作品に仕上がっていました。
エンタメにも特化した良作。
余韻もたっぷり。
すげぇなぁ・・・。

≪点数≫
  9点
                                           (22.03.16鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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