fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.2011 『ロスト・ドーター』
No2011 『ロスト・ドーター』
2021年制作 米
監督:マギー・ギレンホール

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
海辺の町で一人気楽なバカンスを満喫するレイダ(オリヴィア・コールマン)。ビーチで出会った若い母親と幼い娘の様子を見ているうちに、自身が子育てに悪戦苦闘していたころの記憶がよみがえってくる。当時の苦い記憶によって心をかき乱された彼女は、母親として自分が取った行動に向き合うことを余儀なくされる。

≪感想≫
Netfrixオリジナル映画。

ギリシャの避暑地に一人の女性。
少しだけ鬱々とした彼女の周りで少しだけ心を揺るがす
事件の香りが・・・。
苦々しい作品。

「親」としてではなく「母」としての在り方とは何ぞや。
きっとこの作品のレダのように悩める母親たちはいるのでしょうね。
母親としてどうあるべきか。
一人の研究者としてどう過ごしていくか。
一人の人間としてどう生きていくか。
とても痛くて苦しい作品。

いやぁ・・・。
とても良い作品でしたが、とても苦しい作品。

本作は何といっても演者さんが素晴らしかった。
3人の女優さん。
レダを演じたオリヴィア・コールマン。
本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされていますね。
以前観た「ファーザー」でも素晴らしかったのですが、本作でも
その素晴らしさは健在。
少し不安定な人間像を見事に演じられていました。
若き日のレダを演じたジェシー・バックリー。
僕的には彼女も素晴らしかったな。
現代のレダと違って尖りが強めのキャラクター。
最後は今現在、子育てに追われる女性ニーナを演じた
ダコタ・ジョンソン。
彼女に関しても不安定なんだけど、やっぱりレダとは違う
人間性を見事に映し出しておりました。
3者3様の女優さん。
彼女たちの演技合戦を観るだけでも一見の価値ありでしたよ。

そんなこんなで。
苦くてズシリと来る良作。
サスペンス的な印象もありミステリ的な印象もあるんだけど
しっかりとした人間ドラマ。
見応えのある作品でした。

≪点数≫
  7点
                                           (22.03.06鑑賞)
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する