2022-05-27 Fri

2019年制作 韓
監督:イ・ジョンボム
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
刑事でありながら、犯罪や汚職に手を染める男。監察からも睨まれる中、彼は巨悪の陰謀に巻き込まれ、窮地に立つ。しかし事件の鍵を握る少女と出会い、2人で真相究明に乗り出していく。
≪感想≫
Netflixオリジナル映画。
韓国ほんのりドロリ作品。
汚職警察のチョ・ピロが何らかの陰謀に巻き込まれるっつーお話。
むむむ・・・。
楽しめたっちゃあ楽しめたんですがなんとなくスッキリしない。
良かったところ。
悪党の悪党っぷりが最高でしたね。
敵のボスキャラであるチョン会長やその部下であるクォン室長、
そして検事であるあいつが最悪で憎々しくってね。
見ごたえのある悪党どもでしたよ。
とくにクォン室長はアクション的にも強キャラで
良い感じ。
うぅん、良かったところはこのぐらいかな。
あとは、ちょっとだけイマイチでした。
何といっても、主人公のチョ・ピロがそこまで魅力的に感じなかったんですよね。
一つはクズっぷりが半端なかった。
最初っからこいつの行動には一つもいい気分にはなれなくってね。
アウトローでも何となく心根はキレイ的なキャラは、よく見るんですが、
本作のピロはただのろくでなしでね。
一応、最後は彼の中の正義感が暴れだすんですが、それもちょっとなぁ・・・。
あとね。
これまた何といっても、ピロは弱い(苦笑)
普通、これだけ悪党だったら腕っぷしも強さそうな者なのに、
結構弱っちくて。
そのせいで、アクションシーンも見ごたえがなくってね。
ここから大逆転するのか??と思って観ていても、次のシーンでは
またとっちめられる。
それの繰り返しでね。
ひたすら痛めつけられてる印象でしたよ(苦笑)
ヒロインもなぁ。
そこまで魅力的に感じなかったんですよね。
確かに、よくよく考えると色々と闇を抱えていて、最期もあぁなっちゃうのは
とっても悲しかったんですが、ちょっとのりきれなくって。
残念無念。
そんな感じで。
本作は2014年に韓国で起きた「セウォル号沈没事故」がベースになった物語なんですって。
うっすらは知っていますが、もう少し調べてみよう。
腐敗した大人たちの犠牲になる子どもたち。
韓国独特の制度は興味深くも恐ろしかったりもします。
映画に関してはまぁまぁでしたとさ。
≪点数≫
6点
(22.02.19鑑賞)

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