2022-02-03 Thu

2021年制作 邦
監督:阪元 裕吾
≪キャッチコピー≫
『二人は殺し屋
その正体は』
≪ストーリー≫
女子高生の殺し屋・ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、高校卒業後は普通の社会人として生活することになり戸惑っていた。組織から委託される人殺し以外の経験がない二人は、公共料金の支払いといった日常生活における知識がなく、慣れない社会人生活に苦戦する。さらに組織からルームシェアを命じられると、コミュニケーションに難があるまひろはアルバイトをこなすちさとに嫉妬し、二人の仲は悪化。一方殺し屋稼業では、ヤクザとのトラブルに巻き込まれてしまう。
≪感想≫
今年のミニシアター系ベスト邦画発見。
オフビートな世界で切れ味の鋭いアクションが炸裂!!
「女の子」二人が織りなす殺し屋映画。
キュートとカッコいいが融合。
キュートなパート。
主人公の殺し屋二人組。
彼女たちは社会不適合者で、アルバイトも探すも元来の性格と
殺し屋気質でどこにも馴染めず。
彼女たち二人の会話ややり取りがとにかく愛おしい。
ちょっとだけまどろっこしいシーンや展開もあったりしたんです。
ほんの少しだけテンポを速くしても良かったのかな。
んん〜〜〜〜・・・そんなことないか。
彼女たちの良さ、世界観の良さが失われるのかな。
まぁまぁまぁ。
カッコ良いのパート。
切れ味の鋭いアクションシーン。
特にクライマックスのバトルシーンがめちゃくちゃカッコ良い!!!!
ハリウッドじゃなく邦画でこのレベルのアクションが見れるなんて、
なんて幸せ。
ず〜〜〜っと観ていたいアクションシーンの数々。
素晴らしかったですよ。
アガッた、アガッた。
主人公の二人以外にも楽しいキャラがたくさん。
僕的には、二人のマネージャーのようなアイツも良かったし、
クライマックスのラスボス殺し屋も最高にイケていたし。
あの、敵の娘は以前観た邦画「初恋」のベッキーに通ずる
ぶっ飛んだキャラクターで好感持てたし。
親父ヤクザも息子ヤクザも、メイドカフェでのやり取りは
くすくすと笑わせてもらったし。
いやぁ・・・楽しかった。
そんなこんなで。
とにかくシリーズ化希望。
彼女たちのあのゆるい生活と、時折グッとくる表情や会話。
そしてキレのあるアクション。
ずっとずっと追い続けていきたい二人の成長。
大好き!!!!
シネコン系の大規模映画も最高ですが、この手のミニシアターで
コツコツ頑張っている邦画作品もやはり素晴らしい。
例えば2020年は「佐々木、イン、マイマイン」
例えば2019年は「メランコリック」
今年はこれかなぁ・・・。
これだから映画鑑賞が止められない。
監督は阪元裕吾というお方。
他にもこの手の作品を多数撮っていらして。
「ある用務員」「黄龍の村」「最強殺し屋伝説 国岡」。
予告等々観てみると何とも楽しそうな作品たち。
観てぇ!!
我が街の映画館でもやってくれないかなぁ・・・。
求む!!!!
また追い続けていきたい監督さんを発見できました。
≪点数≫
8点
(21.11.14鑑賞)

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