2021-12-27 Mon

2020年制作 米
監督:ダン・スキャンロン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
科学や技術の進歩と発展によって、かつては当たり前のように使われていた魔法が忘れ去られた世界。何をやってもうまくいかない少年イアンは、自分が生まれる前に亡くなった父に会いたいと願っていた。イアンは、父が母に託していた魔法の杖と彼を24時間だけよみがえらせる魔法が記した手紙を、16歳の誕生日にもらう。早速魔法を試すが失敗し、父は半身だけよみがえってしまう。魔法オタクの兄バーリーも父に会ってどうしても伝えたいことがあると、兄弟で父を完全復活させる魔法を探す旅に出る。
≪感想≫
大好きピクサーアニメ。
相も変わらず高クオリティのピクサー作品。
終わり方がちょっと捻った着地で好きかな。
何となくですが、普通ならイアンが父親と会って
ハッピーエンド的な終わりになりそうなものなのに、
ここはピクサー印というか。
主人公のイアンはあっさりとお兄ちゃんにその役目を渡して
バトルに立ち向かうわけです。
その行動にもそうですが、これまでの兄貴(バーリー)が
報われた気がしてやっぱりグッときましたよ。
クライマックスのバーリーと父親の最後の会話を描かない
演出も捻りが聞いていて◎。
あくまでも主人公のイアン視点で描かれているからこそ、
イアンの成長がより濃く感じられるし、共感もできる。
それこそ、一緒に成長している感覚に。
流石ですねぇ・・・。
とは言え、ムムムな場面も多々。
例えば、何でイアンだけが魔法が使えるのか分かんないし、
世界観がめちゃくちゃでピンとこなかったし。
魔法が現代文明に飲み込まれたのはわかるんですが、
それでも魔法が廃れるのはいくらなんでも感が否めない。
それこそハイブリット的な世界になるんじゃないのかなとも思ったり。
あとは、全体的に雑にも感じたりしました。
まぁまぁまぁ。
そんな感じで。
ごちゃごちゃ言いましたが、やっぱりピクサー印で
一定量の楽しさや感動を味わうことができました。
今後も期待です。
≪点数≫
7点
(21.09.18鑑賞)

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