2021-10-27 Wed

2018年制作 韓
監督:ユン・ジョンビン
≪キャッチコピー≫
『誰も知らなかった南と北の裏の裏の裏』
≪ストーリー≫
1992年、軍人のパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は北朝鮮の核開発の実態を把握するため、コードネーム「黒金星」という工作員として北に潜入する。3年にわたる慎重な工作活動の末、彼は北朝鮮高官や上層部と確固たる信頼関係を築く。しかし1997年、大統領選挙をめぐる祖国と北側の裏取引によって、命懸けで行ってきた工作活動の意味がなくなってしまう。
≪感想≫
韓国映画。
実話を基に作られたお話。
1990年代の北朝鮮と韓国を舞台に描かれたスパイ映画。
なるほど、こんなお話だったのね。
ハラハラドキドキな展開。
二転三転。
誰が味方で誰が敵なのか。
お国の状況や、個人の想い、思想で物語はゴロゴロと展開していく。
最後はそれぞれの国の信念を持った「漢」二人が、国を変えた。
こりゃぁスパイ映画でもあるんだけど、本質は「漢」たちの
友情物語だ!!
やっぱり、最後のあの再会シーンはグッときました。
しっかし、これが実話なんだからね。
純度何%くらいなんだろう。
鑑賞時や本作の鑑賞だけでは少し良くわからなかったので、色々お勉強。
その史実や背景に驚愕。
大統領選で韓国は自らの保身のために、北朝鮮に韓国に攻撃してもらうよう仕向ける。
すっごいマッチポンプ!!
国を守るべく人たちが国を窮地に陥れようとする。
こんなことが実際に起こっている、恐らく我が国日本でも・・・。
なんだかなぁ・・・。
そうそう。
韓国映画でいつも思う。
登場人物たちの「顔」が良かった。
渋みの効いたおっさん俳優の面々。
何となく観たことのある顔、顔、顔。
僕的にはやっぱり北朝鮮のリ所長が良かったなぁ。
冷静沈着なんだけど、熱き男。
素晴らしかったです。
とにもかくにも。
男臭いおじさん受けしそうな骨太スパイ友情譚。
堪能させていただきました。
もう少し歴史について探ってみよう。
≪点数≫
8点
(21.08.14鑑賞)

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