2021-09-20 Mon

2020年制作 邦
監督:大友 啓史
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
“人斬り抜刀斎”の異名で知られた緋村剣心(佐藤健)は、日本転覆を企てた志々雄真実と死闘を繰り広げた後、神谷道場でのどかに生活していた。あるとき、東京の中心部を何者かが連続して攻撃し、剣心と仲間たちにも危険が及ぶ。その事件は、剣心の過去と頬に刻まれた十字傷の謎に関わっていた。
≪感想≫
大人気漫画「るろうに剣心」の実写映画。
本作は第4弾。
しかも立て続けに次回作がある2部作・・・と思いきや!!
なるほど、こういう作りだったのね。
僕は何を勘違いしたのか、前回みたいに2部構成で
作られているんだろうなぁと思ったら違っていて。
本作は現在パートを描き出した1作完結型。
そして次作が過去編でこれまた1作完結型。
まずは現在パートの本作。
本シリーズの肝はやっぱりアクションでしょう!!
本作でもその素晴らしいアクションは健在で。
なんでしょう、本シリーズのアクションってハイブリットなんですよね。
殺陣と格闘。
刀アクションだけでなく格闘アクションまで。
エンタメ的なアクションで観ているこっちはワクワクする感じ。
リズム感も良いのかな。
ちょっとショーを見ている感覚になるんですよね。
とにかく素晴らしい!!
ずっと観ていたいアクションシーンでしたよ。
お話については、漫画原作なので置いといて・・・。
キャラクターについてはちょっと残念だったかな。
主要キャストについてはこれまでの描きこみがあったので多少はOK。
ただ、今作でいうと、敵キャラたちの描きこみが残念でした。
ボスキャラの縁のみピックアップされて、あとはざんない扱いに。
もっと背景を描いて欲しかったな。
主要キャストでも残念な扱いが数人。
明神弥彦なんて原作では主要キャラで成長を見守りたいキャラクターなのに
本作ではお豆的存在。
左之助もそう。
僕的には原作で一二を争う好きなキャラクターなのに、本作での扱いは
とっても雑!!
魅力的に感じませんでした。
もったいないない・・・。
四乃森蒼紫もそこまでだったし・・・。
あれは演じている伊勢谷友介さんがあんな事件を起こしたからなのかな・・・。
こちらも残念無念。
一方、頑張ったキャラクターたちも。
まずは土屋太鳳さん演じる、巻町操。
先に書いた四乃森蒼紫が途中退場したため、彼女がめちゃくちゃ頑張っていて。
以前登場した際も、すっごい動けるなぁと感じていたので、本作でも
その素晴らしいアクションは◎。
もう一人。
神木くん演じる瀬田宗次郎がサプライズで登場!!
彼と主人公の剣心が織りなすアクションが阿吽の呼吸で見事だったんですよね。
それこそ踊っている感じでね。
そんな感じで。
残念な部分も多々あったりするんですが、アクションはやっぱり一級品。
邦画で、ここまでのアクションを見せてくれるのは本シリーズを含めて
そこまで多くないんじゃないんでしょうか。
大満足です!!
≪点数≫
7点
(21.07.23鑑賞)
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