2021-09-09 Thu

2020年制作 米
監督:ジョン・クラシンスキー
≪キャッチコピー≫
『もう音を立てずには
生き残れない』
≪ストーリー≫
世界は、音に反応し人間を襲う何かによって荒廃していた。夫のリー(ジョン・クラシンスキー)と家を失ったがかろうじて生き延びた妻のエヴリン(エミリー・ブラント)は、赤ん坊と2人の子供(ミリセント・シモンズ、ノア・ジュープ)と一緒に、新たな避難場所を探しに行く。
≪感想≫
以前観た「クワイエット・プレイス」の続編。
前回はそこまで楽しめなかった印象。
レビューを読み返すと、設定的に映画館案件だったのが大きかったみたい。
そんな後悔も踏まえいざ劇場にて観賞してまいりました。
さてさて・・・。
うん!!
やっぱりこれは映画館案件だ!!
音を立ててはいけないという設定を周りの雑音なしで
ひたすら没頭する。
静かなシーンからの「ドン!!」やら「バン!!」やらの
演出にひたすら驚かされる。
アクションシーンも良かったな。
冒頭の車で逃げまとうシーンとか最高だったし。
終盤の楽園的なコミュニティーにモンスターが現れた後のパニック描写とかも
素晴らしかった。
お話について。
そもそも、設定がめちゃくちゃ盛り込みすぎていくら何でも感が半端ない。
耳の聞こえない娘。
まだ成長しきれていない息子。
赤ちゃんの同行もそうだなぁ。
とにかく、これは生き残れない感が半端なくって。
敢えて危険に飛び込んでいる間も否めないしね。
ただ前作の続きという意味ではとても良かったです。
前日譚から現在地を描き出して、最後は子供達の成長がはっきりと描かれていました。
中盤の二手に分かれて進んでいくストーリーから最後は一つの着地に
たどり着いた演出は見事でしたよ。
最後の着地は「マーズ・アタック」を思い出して、ちょっとニヤッとしてしまいました。
そんなこんなで。
この終わり方は続編も作られそう。
何だろう、こんな綺麗な続編ならどんどん世界を広げていけそうな感じ。
監督の手腕に脱帽です!!
≪点数≫
6点
(21.07.04鑑賞)

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