2021-06-07 Mon

2018年制作 韓
監督:キム・ビョンウ
≪キャッチコピー≫
『俺が、
絶対守る。』
≪ストーリー≫
腕利きの傭兵(ようへい)エイハブは、CIAから北朝鮮の要人を捕らえて安全な場所に護送するよう依頼される。11名の部下を率いて韓国と北朝鮮の軍事境界線の地下にある要塞に潜入したエイハブたちは、アメリカと中国の思惑、仲間の裏切りのために要塞内で立ち往生する。彼らは絶体絶命の状況から脱するため、敵の包囲網をくぐり抜け、重症を負った北朝鮮の最高指導者キングを地上に連れていこうとする。
≪感想≫
韓国映画。
大好きハ・ジョンウ主演作。
凄腕の民間傭兵チームが北朝鮮のキングを中国軍から守るっつーお話。
演出、アクション、ストーリー展開、全てに勢いがあって
多少の粗さや雑なカメラワークもこれはこれで良し!!
韓国映画なんだけど、ちょっとハリウッド的な世界観とバトルシーンは
これまで観てきた韓国映画のイメージとは少し違っていて。
エンタメ性に特化したちょっとバカ映画的な。
ただ、韓国映画っぽいドロリ感も残っていて。
ハ・ジョンウの魅力もたっぷり詰まっていたし、満足満足。
ただね・・・。
欲を言うと、もっとハ・ジョンウのバッチバチのアクションシーンを観たかったな。
だって、序盤でハ・ジョンウ演じるリーダーが義足だという事が判明。
しかも怪我をしてしまったため、一つの場所で右往左往してピンチを
切り抜けていくストーリー。
もっと銃撃戦でドンガラガッシャンや格闘術でドンガラガッシャンやっているのも
観たかったです。
確かに緊張感バリバリで最後まで見飽きる事なく鑑賞できたんですよ。
カメラワークもブレッブレでピンチ感も半端なく、こりゃもう助からないんだろうなぁって
思わせてくれる。
なんだかんだで生き残るハ・ジョンウ。
最後はパラシュートで落下していくシーンまで。
これまたサービス全開の幕の内弁当的な展開。
その勢いや良し!!
なんだけど、少しだけ物足りない。
正直、ツッコミどころもたくさんあったし。
いくらなんでも、ここまでピンチの連続で肉体的にも
動けない状況ならいつ死んでもおかしくないんです。
アメリカの立ち振る舞いも中国の立ち振る舞いも北朝鮮の立ち振る舞いも
あんまり、上手く立ち回っていないような気がして。
みんながみんな、バカだなぁって・・・。
ふふふ。
ただ、先に書いた通り、めちゃくちゃ勢いがあって最後まで緊張感あふれる
展開で見応えはあったんだよなぁ・・・。
深く考えずに観ると楽しめるし、大好きなハ・ジョンウが見れただけでも
大満足なり!!
≪点数≫
7点
(21.03.21鑑賞)

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