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No.1906 『悪人伝』
No1906 『悪人伝』
2019年制作 韓
監督:イ・ウォンテ

≪キャッチコピー≫
『世界が熱狂した凶悪ヴァイオレンス・アクション!』

≪ストーリー≫
ある夜、凶悪なヤクザの組長チャン・ドンス(マ・ドンソク)は何者かに襲撃され、何とか一命を取り留めた彼は部下を使って犯人捜しに乗り出す。一方、警察の問題児チョン刑事は事件が無差別連続殺人鬼によるものと確信し、犯人逮捕のためドンスに協力を持ちかける。当初は反発し合いながらも、やがて二人は手を組み犯人を追い詰めていく。

≪感想≫
韓国映画。
大好きマ・ドンソク主演作品。

本作のドンソク兄貴の役どころはヤクザ!!
いかついフェイスと大豪腕。
まさに兄貴にぴったり。
ワクワクが止まりませんなぁ。

そしてお話の内容はヤクザVS刑事VSサイコパス殺人鬼。
これまた楽しそうなお話じゃありませんか!!
ワクワクワクワク。

さてさて。
韓国映画ならではのキャラの立ち方。
先に書きましたドンソク兄貴は言わずもがなですが、
チョン刑事も素晴らしかったな。
僕的には彼のルックがまず良かった。
恐らく彼を観た日本人なら誰もが思い出すであろうあの芸能人。
そう「武井壮」さん(笑)
めちゃくちゃそっくりなんですよね。
もっと言うと、武井壮さんのキャラクターともなんかに通っていて
野獣感があると言うかわんぱく感があると言うか。
とにかく素敵なキャラクターでしたよ。
そしてサイコパス殺人鬼のアイツ。
こいつのサイコっぷりがまたいききっていて、すっごい不快だったんですよね。
しかも何気に腕っ節も強くって。
兄貴の右腕的なヤクザをもぶっ殺す武力があったのも◎。

サブキャラたちもなかなか。
兄貴の右腕的なヤクザとチョン刑事の部下的なあいつのやり取りも
微笑ましかったし。
ヤクザと刑事が組んでいる画面も楽しかったし。
飲み会のやり取りとか最高でした。

アクションも抜群。
本作は銃が出なくって、ひたすら武器を使っての殴り合いやステゴロでの
殴り合い。
終盤のカーアクションも頑張っていて楽しかったな。
冒頭のドンソク兄貴の人間サンドバックや、前歯抜歯シーンとか。
どれも観たかったドンソク兄貴を観せてくれた。
良いですねぇ・・・。

終わり方も大好き。
実は最後の方の落とし所がちょっと納得いかなくって
もやもやしていたんです。
だって、大好きマ・ドンソクが結局、チョン刑事にしてやられて
美味しいところを取られてしまった感が否めなくってね。
自首させる件とか、いろんな所で我慢させられて何だか
漢っぽくないよなぁって。
ただ、そんな気持ちを吹っ飛ばす締め方。
ドンスは自首の条件にサイコパス野郎と同じ刑務所に入れてくれと。
いやっほー!!
痺れるねぇ・・・。
これからサイコ野郎は毎日、ドンスに苦しめられて生きていくんじゃないかな。
何だかスカッとしましたよ。
それを考えると、この終わり方で良かったのかもね。
だって、クライマックスでドンスがあっさりサイコ野郎を殺していたら、
あいつの思い通りで特にダメージを負わせることもなく終了していたんですもんね。
これからは徐々にやったことに対して後悔を味合わせるような制裁を加えていってほしいものです。
ラストの二人が顔を合わせて、ドンスが
「よぉ、また会えたな(ニヤリ)」
的な表情が最高でした。

そんな感じで。
やっぱり大好きマ・ドンソク兄貴。
その魅力は本作でも健在。
十分に堪能させていただきました!!

≪点数≫
  7点
                                           (21.03.20鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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