2021-04-26 Mon

2018年制作 韓
監督:イ・ヘヨン
≪キャッチコピー≫
『姿なき麻薬王を追え。潜入先は狂人区。』
≪ストーリー≫
巨大な麻薬組織を率いる存在ながら、全てが謎に包まれている麻薬王・イ先生の足取りを追う麻薬取締局のウォンホ刑事(チョ・ジヌン)は、何一つ手掛かりがつかめずにいた。ある日、麻薬製造工場が爆破され、ラク(リュ・ジュンヨル)という生存者が発見される。ウォンホは、組織に見捨てられてしまったラクと組んで潜入捜査をしようとする。
≪感想≫
大好きジョニー・トー監督作「ドラッグ・ウォー 毒戦」の
リメイク作品。
僕はこの「ドラッグ・ウォー 毒戦」がとても大好きでね。
ジョニー・トー印爆発のクライマックスのドンパチやら
キャラクターの素晴らしさとかお話も楽しくってとにかく満足した記憶が。
そんな大好きな作品が、韓国でリメイク!?っつーことで楽しみに鑑賞いたしました。
さてさて・・・。
なるほど・・・韓国ノワールっぽいなぁ・・・。
これはこれで良し!!
リメイク作品とは言え、そこまでお話など被っていなかったような。
まぁまぁまぁ。
お話について。
謎の大ボス、イ先生はどこにいる!?
誰が真犯人なんだ!?
的な物語。
最後の最後はイ先生の正体も明かされ、そこから一展開。
そしてあの余韻たっぷりの終わり方。
その後を観客に投げかける終わり方。
なるほどねぇ・・・。
キャラクターはみんな立っていて素晴らしかったな。
僕的には麻薬の取引先のイカれ夫婦が良かったです。
あと、原作に対してのキャラリスペクトがあったな。
聾唖コンビは本作でも健在で最高のキャラクターでしたね。
全体的に派手さはなく抑えたトーンながらもクライマックスの銃撃戦は
良いスパイスになっていたのではないでしょうか。
マシンガン乱射のシーンとか観ていてワクワクしましたもんね。
ただね・・・。
やっぱり原作が素晴らしかったのがあるので、
比べちゃうとどうしても1枚も2枚も落ちるか。
こうやって感想を書いているとどうしても原作と比べちゃう。
そうなった時に、あれ?もっとできたんじゃないのか感がビンビンでね。
ドンマイドンマイ。
ただ、鑑賞後の余韻や満足感は高かったので良しとしよう。
そんな感じで。
高クオリティの韓国映画を堪能させていただきました。
満足!!
≪点数≫
7点
(21.02.14鑑賞)

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