2021-04-23 Fri

2019年制作 仏/ベルギー
監督:レジス・ロワンサル
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
ミステリー小説「デダリュス」完結編を世界で同時に発売するため、洋館の地下室に9か国の翻訳家が集められる。彼らは外部との接触を禁止され、毎日20ページだけ渡される原稿の翻訳作業に没頭していた。ある夜、出版社の社長(ランベール・ウィルソン)のもとに、「デダリュス」の冒頭をインターネットに公開したというメールが届く。そこには、指定時間内に金を支払わなければ次の100ページ、要求を拒めば全てのページを流出させると書かれていた。
≪感想≫
ベストセラー作家の新作の翻訳のため
世界各国から集められた翻訳家たち。
彼ら彼女らは地下シェルターに閉じ込められ、翻訳作業を行うが・・・。
徐々に明らかになってくる真実。
まず、そもそもの事件の全貌もわからない。
そこで何が起こったからこの状況になったのか。
少しづつパズルを組み立てていく。
時折どデカイピースをもらってはあっと驚かされる。
最後の最後まで見逃せない展開。
ここら辺のタネの明かし方がとても良い塩梅で。
設定も素晴らしかった。
世界各国から集まった翻訳家たち。
言葉のプロフェッショナルがクライマックスで起こす
丁々発止のやり取りは緊張感抜群。
レベッカへの拳銃バンッも切れ味抜群で良かったな。
とは言え、納得いかない部分もちらほら・・・。
自殺してしまったあの人が可哀想すぎるとか。
撃たれてしまったレベッカが可哀想すぎるとか。
そもそも、復讐とは関係のない4名の仕打ちが可哀想すぎてね・・・。
そこらへんはちょっと納得いかなかったかな。
それなら、「オリエント急行殺人事件」のように、全員犯人でした的
展開でもよかったのでは。
まぁまぁまぁ。
そんな感じで。
最後の最後まで読めない展開でとても楽しめました。
シチュエーション的に人気漫画「金田一少年の事件簿」を
思い出したな。
好きだったなぁ・・・。
≪点数≫
7点
(21.02.13鑑賞)
こちら金田一少年の事件簿。
久しぶりに読みたい・・・。

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