2021-03-31 Wed

2019年制作 ベトナム
監督:レ・ヴァン・キエ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
村で人身売買集団に娘を誘拐されたハイ・フォンが、かつて荒んだ生活を送っていたサイゴンへと舞い戻る。娘を襲った奴らを倒すまで戦い続けると心に誓って。
≪感想≫
Netflixオリジナル映画。
ベトナム映画。
先日鑑賞した「ブレスラウの凶禍」がポーランド映画とあまり観たことない
制作国で今回もベトナムと何気に観たことないかも。
これまた先日鑑賞したシャーリーズ・セロン姉さんのアクション映画
「オールド・ガード」に本作の主人公ハイ・フォンを演じたベロニカ・グゥさんが最後に
続編で主要キャストになりそうなキャラクターで登場。
そこから調べているうちに本作にたどり着いた訳で。
タイトルがB級なだけにおっかなびっくりで鑑賞してみました。
さてさて・・・。
主演のベロニカ・グゥさん。
めちゃくちゃ動けてカッコ良いじゃん!!
このお方が「オールド・ガード」の続編でシャーリーズ・セロン姉さんとバッチバチのアクションを
繰り広げるかと思うと楽しみで仕方ありません。
とにかくアクションシーンがカッコ良かった本作。
基本的には体術メインのバトルシーン。
ひたすら動けるハイ・フォンがバッタバッタと敵をなぎ倒していく姿は観ていて
気持ちが良い。
アクションシーンの展開も素晴らしかった。
序盤、中盤まではひたすらハイ・フォンの体術で魅せる。
クライマックスでは体術の集大成として、ボスキャラの女ギャングとのバトル。
これがまた相手の強キャラオーラ凄くってね。
ルックがもういかにもなんですよ!!
彼女に関しても動けるしラストのナイフアクションも素晴らしかった。
そして、そろそろ体術も飽きてきたなぁと思っていたら、ガンアクションまで
見せてくれて!!
これまたカッコ良かったです。
大満足のアクションシーンの数々でしたよ。
ただね・・・。
撮り方がもう少し巧ければなぁ・・・。
素材を活かし切れていないようにも感じました。
序盤はちょっとカメラワークがガチャガチャしていて見にくかったりね。
暗めの演出もそう。
確かに内容的には重くって暗いのは合っているんですが、ちょっとアクションが見えにくい
部分もあったんですよね。
そこら辺はもったいないなぁって。
あと、これは製作費の問題かもしれませんが、序盤のバイクアクションが原付だったのも
少し物足りなかった。
ベトナムっぽいっちゃあベトナムっぽいんですが、せめてオフロードバイクぐらいの
派手さがあっても良かったかなと。
まぁまぁまぁ。
お話について。
先に書きましたがとことん暗め。
主人公のハイ・フォンは最後の最後までしかめっ面でほとんど笑顔を見せません。
クールビューティーで良かったんですが、1度でいいから満面の笑顔を見たかったなぁ・・・。
そうそう。
おデブ看護師とのやり取りは一服の清涼剤でほっこりさせてもらいましたよ。
そんな感じで。
また一人、新しいアクションスター(ベロニカ・グゥ)を大発見。
他の作品も追ってみようかと調べてみると・・・。
なんと!!
このベロニカ・グゥさん。
本作では制作を務め、これを最後にアクションから引退するんですって。
えぇ!!
「オールド・ガード」の続編はどうなるんだ!?
楽しみにしているんだけどなぁ・・・。
どうなることやら。
≪点数≫
7点
(21.01.07鑑賞)

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