2021-03-12 Fri

2020年制作 米
監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
≪キャッチコピー≫
『彼らの戦いに終わりはない』
≪ストーリー≫
何世紀にも渡り、歴史の影で暗躍し、誰にも知られることなく秘密裏に人類を守り続けてきた謎の特殊部隊“オールド・ガード”。そのメンバーたちは“永遠の命”を持つ不死身の傭兵たちであり、彼らを率いるのは女性兵士アンディ(シャーリーズ・セロン)。ある日、元CIA工作員から緊急任務のために召集されるが裏切りにあい、彼らの能力が暴かれ、恐るべき陰謀のためにその能力を複製しようと企む強大な謎の組織から狙われることに。手段を選ばない組織の脅威に立ち向かう部隊と人類の運命はアンディと仲間たちに託されていく・・・。
≪感想≫
Netflixオリジナル映画。
大好きシャーリーズ・セロン主演作。
「アトミック・ブロンド」「ワイルド・スピード ICE BREAK」等々、
動けるアクションスターのシャーリーズ・セロン姉さん。
中でも「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で演じた
フュリオサ大隊長は観ている僕の心を鷲掴みに!!
そんな姉さんが、本作でもバッキバキにかっこいいアクションを見せてくれました。
お話もなかなか楽しい設定。
アンディ(シャーリーズ・セロン)率いる不老不死の先頭集団。
大昔から生きてきて、人々を助けてきた彼女たちは、久しぶりに
自分たちと同じ不死の能力が覚醒した存在を感知する。
彼女たちはその新人候補に会いに行くっつーお話。
この不死の能力の描き方が絶妙な塩梅で気持ちよくって。
痛みは感じるんだけど、徐々に再生していくあたりとか、観ていて
痛いんだけど、ワクワクもさせられるというか。
彼女たちが過去、どういう事を成し得てきたかを知っていくのも
楽しかったなぁ・・・。
あと、この能力がいつかは消えてしまうという設定も緊張感を
与えてくれて良い感じでした。
大満足のアクション描写。
ネタバレしますが終盤にかけてアンディの不死の能力が解けてしまいます。
ここから、彼女たちのチームプレイが炸裂。
他のメンバーたちはアンディの盾となり戦う。
この戦い方がとてもスマートでクールで観ていてめちゃくちゃ
気持ちよかったんですよね。
シャーリーズ・セロン姉さんの単独バトルも素晴らしかった。
ガンアクションもさることながら体術も凄まじくって。
柔術みたいな動きと、あのバトルアックスを振り回しての豪快アクション。
クライマックスに見せた、ナイフ使いの敵に対する動き。
相手のナイフを流れるように活用し倒していく様に惚れ惚れ。
やっぱり動けますねぇ・・・。
本作のアクションって魅せるアクションに特化していて、とにかく
キレが良くってカッコ良かったんですよね。
ちょっと「ジョン・ウィック」シリーズのカッコいいアクションを思い出しました。
もっと観たかったです!!
キャラクターについて。
アンディ率いる不死の軍団はそれぞれがしっかりとキャラ立ちしていて◎。
新人のナイルに関しては、いきなり先頭能力がめちゃくちゃ上がったのはちょっと
腑に落ちませんでしたが、カッコ良かったので良しとしよう。
そうそう。
本作の敵キャラが少し物足りなかったかな。
特にキウェテル・イジョフォー演じるコプリー。
こいつ、どう考えてもすっごい悪いやつなのに最後、制裁を加えず味方になる件は
どうも納得がいきませんでしたよ。
こいつのせいで色々、困難が待ち受けていたのに・・・なんだかなぁ・・・。
そんな感じで。
大満足のアクション描写と、カッコイイシャーリーズ・セロン姉さんの逞しい姿。
それだけでも見れて大満足の本作。
ラストに続編を匂わせる展開。
気になっていたキャラクター・クインが登場!!
どんなお話になるんだろう。
めちゃくちゃ楽しみだなぁ・・・。
≪点数≫
8点
(20.12.31鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト