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No.1848 『パブリック 図書館の奇跡』
No1848 『パブリック 図書館の奇跡』
2018年制作 米
監督:エミリオ・エステヴェス

≪キャッチコピー≫
『忘れられない夜になる』

≪ストーリー≫
記録的な大寒波により凍死者が続出する中、満杯の緊急シェルターに入れなかったホームレスの集団が図書館のワンフロアを占拠。彼らの境遇を心配した図書館職員のスチュアート(エミリオ・エステヴェス)は、代わりの避難場所を求めてデモを始めたホームレスたちと行動を共にする。しかし、メディアの報道などでスチュアートは危険人物に仕立てられ、さらには警察の機動隊が出動する騒ぎへと発展していく。

≪感想≫
公共図書館にホームレスが占拠するっつーお話。

このお話は実際にある社会問題に着目した監督の
エミリオ・エステベスが映画化したみたい。

さてさて映画について。

全体的に派手さに欠けていたかな。
もっと事件事件していたらもっと盛り上がったのかなと。
何でしょう、淡々と物語が進んでいったような。
例えば、事件が起こってからの警察たちとのやりとりも
そこまでバチバチやらなかったしね。

そうそう。
そういや本作って女性があまり活躍しなかったですね。
ホームレスたちには女性もいそうなのに、いなかったのも引っかかったし。
図書館職員の彼女もそこまで活躍しなかったし。
何だかそこはちょっと引っかかったな。
ここら辺も結構大きな社会問題だったりするんじゃないのかなと。

本作ではマスコミの最悪な部分を映し出していましたねぇ。
悪意のあるフェイクニュース。
あの女性キャスターにはもっと制裁を加えて欲しかったっす。
マスコミのあり方は昔に比べて品がなくなったように感じます。
もやもやもやもや・・・。

最後のオチ。
ちょっとアダルトな感じの大オチ。
スカッとまではいきませんが気持ちの良い終わり方。

お話について。
どこにでも起こり得るお話。
社会的弱者はどこの時代、国には存在していて。
その人たちへの対応をどうするのか。
その問題は永続的に続いていくのでしょう。
少しづつ少しづつお互いがより良い方向へ、
より良い社会へと変化していかなきゃなぁと。
そんな事思ったりしました。

ただその方法が情けないかな思いつかない。
アンテナを張り続けて、より良い社会、未来へのアクションのヒントは
拾っていかなければ。

むむむ・・・。
色々と引っかかる部分もありましたし、盛り上がりに少しかける部分もありましたが、
テーマ的にはとても大切で観て損はない作品。

お時間がある時にでもどうぞ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (20.09.26鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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