2020-10-16 Fri

2007年制作 香港
監督:ウィルソン・イップ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
1997年香港、署内では問題児扱いだが正義感の強いマー刑事(ドニー・イェン)は、ベトナム人の3兄弟が率いる犯罪組織を追っていた。相棒のウィルソン刑事(ルイス・クー)が組織に潜入するも正体を見破られ、ウィルソンの恋人ジュディ(ファン・ビンビン)を人質に取られてしまう。怒りに燃えたマーは、たった一人で凶悪なマフィアに立ち向かっていく。
≪感想≫
大好きドニー・イェン兄貴主演作。
兄貴のバトルスキルが大爆発!!
めちゃくちゃ「獣」感がほとばしっていてカッコよかったっす!!
本作で繰り出されるアクションは、カンフーでもなく、ボクシングでもなく
かといって直接的なケンカテクニックでもなく。
全てを網羅した総合的なテクニックで。
スタイリッシュなんだけどワイルド。
動きは俊敏なんだけど、いくところまでいく。
最高かよ!!
首相撲からの鬼の膝蹴り。
流れるような寝技の数々。
全体重を乗っけたかの様なメガトンパンチ。
最高かよ!!
とにかく兄貴の無双っぷりには大満足。
キャラ設定も良かったんだよな。
はぐれ者の刑事っぷりが戦い方に現れていて。
兄貴のルックの似合いっぷりと相まって最高かよ!!
敵の三男坊を殴り殺すあたりも、いかにもっぽくて◎。
アクションについては他にもガンアクションも見応えありました。
クライマックスの銃撃戦。
敵の長兄を盾にしながらのやり取りとかカッコ良すぎ。
耳を撃ち抜くあたりも◎。
パルクール的なアクションもあったな。
兄貴はどこまで動けるんだよ。
中盤の敵の三男坊との追いかけっこはこれまた見応えたっぷり。
とにかく本作は兄貴の無双っぷりが十二分に描かれていて、
最高でしたよ。
他キャラについて。
悪役3兄弟の非道っぷりやルックが良かったな。
最初、次男坊に関しては見た目が優男っぽくてなんともたよりなかったですが、
ところがどっこい、一番の強敵でめちゃくちゃ動けるキャラクター。
クライマックスのバトルは最後の最後まで見応えたっぷり。
次男坊のアイツも見たことあんなぁと思ったら、
「イップ・マン外伝」のフー兄貴じゃん。
若いねぇ・・・。
かれの傍若無人っぷりは悪党として最高でした。
あの車に乗り込んで刀をぶん回しする件とか良かったっす。
ベタでチープな展開も香港映画っぽくて◎。
画に関してもリアリティがないんだけど、これぞ娯楽映画な感じ。
スカッと気持ち良いというか。
エンドロールもジャッキー映画のNG集を彷彿とさせる演出。
兄貴のトレーニングシーンやリハシーンが流れて、これまた◎。
とにもかくにも。
大好きドニー・イェン兄貴力大爆発の本作。
「イップ・マン」シリーズも大好きですが、純粋に
兄貴の魅力を堪能したいのであれば本作がおススメです!!
大満足。
≪点数≫
9点
(20.07.09鑑賞)

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