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No.1828 『ディパーテッド』
No1828 『ディパーテッド』
2006年制作 米
監督:マーティン・スコセッシ

≪キャッチコピー≫
『男は、死ぬまで正体を明かせない。』

≪ストーリー≫
犯罪者の一族に生まれたビリー(レオナルド・ディカプリオ)は、自らの生い立ちと決別するため警察官を志し、優秀な成績で警察学校を卒業。しかし、警察に入るなり、彼はマフィアへの潜入捜査を命じられる。一方、マフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)にかわいがられて育ったコリン(マット・デイモン)は、内通者となるためコステロの指示で警察官になる。

≪感想≫
香港映画「インファナル・アフェア」を
タクシードライバー」や「アイリッシュマン」等々のマーティン・スコセッシ監督がリメイク。
出演はレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、
ジャック・ニコルソン。

いやはや、骨太な作品に仕上がっておりました。

まず、設定がもう面白い。
一方は裏社会に潜入する警察官。
一方は警察に潜入する裏社会の人間。
一方だけでも面白いのにこれがお互いの組織にそれぞれが潜入していくっつー
ダブルの緊張感。
最高すぎるでしょ。

演者達も豪華だったし見応えが抜群でした。
主戦級のキャラだけでなく僕的には脇を固める名もなきキャラ達も大好きで。
特にギャング側のチンピラ達が良かったなぁ。
ボスであるコステロの右腕的なあいつとか最高すぎました。

ただ、二人だけ嫌いよりな人物が・・・。
まずはマーク・ウォールバーグ演じるディグナム。
あいつは、何故あんなに口が悪いんだ。
最初から最後まで、ビリーへの罵りというか態度が悪すぎる。
ただの嫌な奴に見えました。

あとヒロインのマドリン。
彼女もよくよく考えると、あまり良き女性じゃないような。
ちょっとだけイラっとしちゃいました。
生まれてくる息子の父親を考えると少しゾッとしたり。
あまり必要性を感じないキャラクターでした。

そうそう。
少し余談。
僕的に前から思っているんですが、マット・デイモンとマーク・ウォールバーグって
似てますよねぇ・・・。
共演を見たのは初めてなんですがやっぱり似ているよ。
しかも本作ってディカプリオも似たようなルックだったので、
ちょっと訳がわかんなくなったり。

本作は2時間30分超えの作品で。
スコセッシ監督の作品は長尺のイメージがありますが本作もそう。
ただ最後までダレる事なく観ることができるのもスコセッシ節。
中盤まではバレるかバレないかの緊張感を持続させていく。
中盤ぐらいに警部が殺されるくらいからは怒涛の展開。
最後の着地まで目が離せませんでしたよ。

そんな感じで。
原作の香港版も素晴らしかったですが、リメイクの本作も素晴らしかった。
ちょっと原作の内容を忘れてしまっているのでもう一度観直してみよっと。

≪点数≫
  8点
                                           (20.07.04鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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