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No.1819 『オーバードライヴ』
No1819 『オーバードライヴ』
2013年制作 米
監督:リック・ローマン・ウォー

≪キャッチコピー≫
『息子を救うためにどこまでやれるか。
止まらない、暴走!』

≪ストーリー≫
何も知らずに友人から麻薬を手渡されたばかりに、逮捕されてしまった18歳の少年。その父親ジョン(ドウェイン・ジョンソン)は、無実の罪を着せられている息子を少しでも早く刑務所から出所できるようにと検事に掛け合う。そんな彼に検事は、捜査に貢献することで刑期が軽減されるシステムがあることを告げる。ほかに手立てはないと感じたジョンは、息子の減刑と彼が巻き込まれた事件の真相をつかむためにも麻薬組織に潜入することに。やがて、組織の中枢へと近づき、大物密売人と対峙(たいじ)するジョンだが……。

≪感想≫
大好きロック様(ドウェイン・ジョンソン)主演作。

僕的にロック様といえばバッキバキのアクション爆発作品や、
エンタメコメディチックなアクション作品。
例えば「ワイルド・スピード」シリーズとか。
例えば「ジュマンジ」シリーズとか。
どれもこれも楽しい作品ばかりでね。

そんなロック様主演の本作は・・・。
おっと、思っていたのと違ったシリアス路線の作風に仕上がっておりました。
これはこれでまた良し!!

ロック様演じる主人公のジョンはハメられて逮捕された息子を助けるために
麻薬組織に潜入していくっつーお話。
子供のために猪突猛進モードで進んでいくジョン。
色々な人を巻き込んで、自らも危険に晒しまくる。
観ているこっちはちょっと無謀すぎやしないかい!?って。
けど、息子を心配してのことなんだから、これはこれでしょうがないのかなぁ的な。
ただ、やっぱり無謀とも言えるその行動と、周りの巻き込まれる奴らは
あまりにも不憫で。
特に、ジョンの相棒的な存在となるダニエル。
彼は元、名のある悪党で今は改心して足を洗っていて。
それをジョンに半ば無理やり引き込まれて再び悪の道に。
彼に関してはすっごい不憫でねぇ・・・。
他にも、ジョンの新しい奥さんや娘さんにしても危ない立場に立たせてしまうし。
もう、みんな幸せになってくれよと願うばかり。

本作って、何が良かったって物語の着地が良かったな。
妙にリアリティがあってね。
純度がどのくらいかは分かんないですが、本作は事実を基に作られた作品らしくって。
アメリカ独特の制度なのかな。
情報を売れば減刑される的な。
ジョンは子供のために悪を売り飛ばす。
そこには妙な政治的な匂いも見え隠れしていて。
正義のはずの検事や警察もちょっと嫌な奴らに見えてきたりね。
特にあの女性検事長はちょっと嫌い寄りかも・・・。
おっと脱線。
着地について。
最後はジョンが自らの手で事件を終わらせる。
自らが撒いたタネを自らで回収する。
そこは偉くって、カッコ良いなぁとちょっとしびれましたよ。
しかもしっかりとダニエルに報いを与えていたのも良かったなぁ。
彼には本当に幸せになってほしいよ。

そんな感じで。
正直な所、見たかったロック様じゃなかったりもしたんです。
バッキバキのアクションもなかったし。
ただね・・・。
シリアスなロック様。
そして骨太な物語を観るのはとても新鮮でね。
十分に堪能させていただきましたよ!!
もう一度書こう。
これはこれでまた良し!!!!

≪点数≫
  8点
                                           (20.06.14鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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