fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.1818 『新喜劇王』
No1818 『新喜劇王』
2019年制作 香港/中国
監督:チャウ・シンチー

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
映画女優を夢見るモン(エ・ジンウェン)に回ってくる仕事は、顔も映らない端役や死体の役ばかり。ある日、役作りのプチ整形顔がスタッフに注目され、かつてのスター俳優マー(ワン・バオチャン)の主演作に出演することになり、モンは今の状況から脱しようと意気込んでいた。しかしマーは、演技は下手で性格は悪い最低な人間だった。

≪感想≫
大好きチャウ・シンチー監督最新作。

僕はチャウ・シンチー監督作品が大大大好きでね。
「少林サッカー」に始まり「カンフーハッスル」「西遊記〜はじまりのはじまり〜」等々。
とっても楽しい作品ばかり。
ここ何作品かは劇場で鑑賞しております。
あのドリフ的なベッタベタな笑いが安心して楽しめるというか。
一定水準の楽しさは担保できているというか。
とにかく大好きな監督さんの一人です。

そんな大好きチャウ・シンチー監督の新作は・・・。
このコロナ禍の中、劇場にて鑑賞してまいりました。
しかも初日に・・・。

さてさて・・・。

んん〜〜〜・・・毒にも薬にもならない作品でした。
あれ〜〜〜、なんか物足りないかもなんて思ったり。

まずは良かったところ。
まず、映画が訴えるメッセージはとても素敵。
「諦めなければ夢は叶うんです!!」
的など直球なメッセージは夢があって素晴らしいなぁと。
次に、ヒロインのチョイスが素晴らしい!!
僕的にチャウ・シンチー監督作はヒロインがもれなく素敵でね。
ルックも素敵なんですが魅力的に描くのが上手いというかね。
本作の主人公であるモン(エ・ジンウェン)もルックも素敵でしたが、
何よりキャラクターが良かったですね。
純粋無垢で猪突猛進。
僕的には中盤のエキストラ仲間のあいつ(社長)とのやりとりが
とっても微笑ましくって大好きなシーンでした。
他にも、モンの彼氏も良いルックしてたなぁ・・・。
イケメンじゃなくってあのダサい感じがまた最高でね。
それでいて生粋のクズっぷりが何とも。
彼とのやりとりは笑わせてもらいました。
キャラでいうと、モンの親父も良かった。
いかにも昔気質の雷親父で。
ツンデレっぷりが最高で、ラストの娘を眺めるシーンはやっぱり
グッときましたよね。
あと、モンの憧れの役者であるマー。
キャラ的には「ワンス・アポン・アタイム・イン・ハリウッド」の
ディカプリオ演じるリック・ダルトンを思い出したり。
昔スターだったのに今や・・・的なキャラがね。
演じたのはワン・バオチャンというお方。
どこかで見たなぁと思ったら「アイスマン」シリーズの三男坊だ!!
ちょっと嬉しかったですよ。
良きところはこのぐらいかな。

ここからはむむむ。
何でしょう、ストーリー展開が雑だったかなと。
こういう作品だと、最後の最後で夢が叶ってカタルシス大爆発!!ってなのが
理想なんですが、本作はそこまでアガることがなくってね。
確かに、とっても気持ちの良い着地だったりしたんです。
ただ、最後が僕的にとても唐突な展開に見えてちょっとむむむってね。
もう少しモンの夢が叶っていく部分を丁寧に描いて欲しかったなあと。
モンの夢が叶わない部分をあれだけ描いていたのだから、最後はもっと丁寧にね。
あとは、先に書きましたが、モンのクズ彼氏にはもうちょっと制裁を加えて欲しかったなぁとか。
これまでは、楽しく観れていたシンチー印のギャグも今回はそこまで楽しめなかったなとか。
もっといききったベタなギャグをばんばん出して欲しかったとか。

とにもかくにも。
ここが一番大きいのですが最後の展開が物足りなく感じてしまったかなと。
あとはいつものベタ的なお笑いもちょっとだけ抑えられてたかなと。
むむむ・・・物足りない・・・。

なんだろう・・・数日経ったら忘れてしまいそうな・・・。

う~~~ん。
それでも大好きチャウ・シンチー!!
次回作に期待しております!!
もちろんこれからも劇場で鑑賞するんだぃ!!

≪点数≫
  6点
                                           (20.06.13鑑賞)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する