2020-08-04 Tue

2016年制作 韓
監督:ハ・ウォンジュン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
ソウル。カン・ギマンはかつて優秀な刑事だったが、テファをボスとする麻薬密売組織と癒着するように。やがて彼の相棒になった後輩ユンは、5年前にカンに救われたことが、刑事になるきっかけだった。だがテファにユンは刺殺され、カンもテファに刺されたナイフの破片が頭の中に残ってしまう。3年後。警察を辞職していたカンはTVジャーナリストのナムに自分を密着取材させるとともに、テファに対して復讐の戦いに乗り出し……。
≪感想≫
韓国映画。
元刑事のカンは自らの過ちで相棒を失ってしまう。
その贖罪を込めて、麻薬組織のボスに復讐を誓う・・・。
うん、いかにも韓国ドロリ系なアクション映画でした。
本作の見どころは何といってもアクション!!
主演のチョン・ドゥホンさんはスタントマン出身でどちらかというと
様々な映画にて武術監督を担当しているお方らしくって。
めちゃくちゃ動けるため、アクションが素晴らしい。
本作のアクションは拳銃ドンパチは一切なくって、全て肉弾戦。
しかもスマートさはなくって生々しくって泥臭いアクションの数々。
うっすらですが「ジョン・ウィック」のアクションを思い出したり。
身の回りの物を武器にして戦う姿は◎。
例えばボールペン。
例えばロープ。
そして何といっても、缶詰の蓋をナイフ代わりに利用してのアクションはフレッシュ!!
全てのアクションに対し「痛み」が伝わる。
強いてダメ出しをするなら、少しだけ見にくかった・・・。
勢いは良かったんですが、カメラワークがガチャガチャっとしていて、
もう少し、スマートに見せて欲しかったかな。
まぁ、一定のクオリティは保っていたので大満足はできたんですけどね。
お話については特にサプライズもなく、王道のお話。
強烈なボスがいてそいつをどんどん追い詰めていくみたいな。
僕的にはこの敵キャラたちが好きだったな。
何よりボスに従う部下たちのルックが素晴らしくって。
例えば冒頭で死ぬボスの右腕的アイツ。
例えば中盤の教会でカンにやられちゃう無口なアイツ。
片目のアイツや薬物製造担当のアイツ。
どいつもこいつも良い「顔」してたんだよなぁ。
これまた欲を言えば、もっとこいつらのキャラを立たせてほしかった。
少しだけ残念無念。
そんな感じで。
アクション大爆発な本作。
生々しい韓国アクションを堪能できました。
≪点数≫
6点
(20.04.24鑑賞)

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