2020-07-13 Mon

2017年制作 中/米/英
監督:マーティン・キャンベル
≪キャッチコピー≫
『いま、孤独が最強となる。』
≪ストーリー≫
クァン・ノク・ミン(ジャッキー・チェン)は、特殊部隊に所属していた過去を封印し、ロンドンでレストランを経営していた。高校生になる娘の成長を見守っていたが、彼女は無差別テロによって命を落としてしまう。憤怒に駆られた彼は、特殊部隊時代に培ったスキルを駆使して犯人を捜し出し、リベンジしようと決意する。調査を進めていくと、北アイルランドの副首相リーアム・ヘネシー(ピアース・ブロスナン)の存在が浮かび上がる。
≪感想≫
大好きジャッキー・チェン主演作。
ジャッキーももう60代かぁ・・・。
さすがに昔のようにバリバリと動けない・・・。
いやいや、そんなことたぁないない。
本作でのジャッキーもすっごい動けてめちゃくちゃ強かったっす!!
大満足の作品に仕上がっておりました。
大好きジャッキー・チェンについて。
最初は、ただの親父、いや下手すると初老に見えるロートルジャッキー。
それが、愛する娘の命を奪われ、犯人を探し始めた途端。
彼の本来の姿が徐々に映し出されてくる・・・。
中盤のジャッキーがブランクを取り戻すかのごとく自然の中で
自らの肉体を鍛えるシーン。
ちょっと「ロッキー4」のスタローンを彷彿とさせてテンションがガン上がり!!
ジャッキーの一つ一つの行動や所作がいかにもプロフェッショナル、
こいつをなめていたら大怪我する感がプンプンしていて。
森林で一人一人を各種トラップでぶっ倒していくシーンとかも素晴らしかったです。
格闘アクションについても、ジャッキーの「老い」もしっかりと踏まえた上での
アクションは見応えたっぷりで◎。
観たいジャッキー・チェンをしっかりと観れたので大満足。
しかも僕的に、ジャッキーはコメディチックなアクションスターというイメージもあったので、
本作のような抑えた、重厚な表情を見せるジャッキーも魅力的で◎。
本作はお話も良かったな。
良い意味で難解で。
敵が誰なのかを少しだけ隠していて、ジャッキーがどこまで追い詰めていくのかを描いていく。
ちょっとこう、ジャッキーだけに焦点を当てていなくって。
本作のもう一人の主人公とも言えるリアムという北アイルランドの副首相。
演じたのはピアース・ブロスナン。
彼の存在がまた良かったです。
悪いやつなのか良いやつなのか。
被害者なのか加害者なのか。
彼の行く末とジャッキーの行動に最後まで目が離せませんでしたよ。
物語の着地も良かったな。
ジャッキーの望むような形に着地してくれてほっとしました。
全部、しっかりと片をつけてくれたのもね。
そんなこんなで。
大好きジャッキー・チェンのアクションサスペンス作品。
ずっと追い続けていますが、また新たなジャッキーの魅力が詰まった
良作に仕上がっておりました。
大満足!!!
≪点数≫
8点
(20.04.05鑑賞)

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