2020-07-09 Thu

2017年制作 韓
監督:チョン・シク/キム・フィ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
大日本帝国から独立後の1947年のソウル。激しい雨が降る中、凄惨な殺人事件が発生した。死体を目撃したという匿名の通報で駆けつけた警察によって、資産家ナム・ドジンがお抱え運転手のチェ・スンマン殺害容疑で逮捕される。しかし、現場には切断された成人男性の人差し指だけが残され、遺体はすでに火炉で焼却されていた。無罪を主張するドジン側のベテラン弁護士と、証拠である指や証言から有罪に導こうとするエリート検事による法廷での激しい攻防戦が繰り広げられる中、容疑者、そして被害者のもうひとつの顔が次々と明らかになっていく。
≪感想≫
韓国映画。
一人のマジシャン(イ・ソクジン)が愛する奥さんを殺され、
その復讐をするために犯人探しをするっつーお話。
現在の法廷パートと過去の犯人探しパートのいったりきたりの演出。
過去編ではソクジンが事件に巻き込まれ犯人探しをしていく。
途中途中で現代の法廷パートが差し込まれ、そこでは
ソクジンの敵であるオカモトが被告として罪を問われている。
徐々に明らかになっていく真実。
そして未来がどうなっていくのか分からない展開。
先の読めない展開は前のめりで鑑賞。
最後まで飽きさせない演出はとっても良かったです。
ただね・・・。
ちょっとオチが弱かったなぁ。
悪党が制裁を受けたんですが、もっとガッツリ、バチを与えて欲しかった。
なんとなく法に任せて、牢獄にぶち込んだだけでは物足りなかったんですよね。
だってさ。
ソクジンが受けた悲しみや感じた憎しみを考えると、あの結果は
ちょっとなぁって。
もちろん、それはソクジン的には良い終わり方なんだけど、ちょっとその考えに至るまでの
過程がちょっと足りないように感じちゃったんですよね。
そこら辺は少しむむむな感想でした。
僕的予想では例えば「ユージュアル・サスペクツ」的に全ての
お話が作り話的なオチだったり。
まぁ、それはそれでゲンナリしてたかもね(苦笑)
そうそう。
本作は日本関係のお話でもありました。
所々日本語が出てきたり。
日本人俳優さんを使って欲しかったな。
あれ?そういやオカモトを探していたあのアベは
どうなったんだ??
まぁまぁまぁ。
そんな感じで。
一定量の楽しさ、驚きは味わえた本作。
やっぱり韓国映画って楽しいよねぇなんて改めて思わされた本作。
今後も追い続けていくぞ!!
≪点数≫
6点
(20.04.04鑑賞)

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