2020-06-19 Fri

2020年制作 米
監督:キャシー・ヤン
≪キャッチコピー≫
『極悪をもって極悪を制す。』
≪ストーリー≫
ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)は束縛から解放され、街にはびこる悪党が敵意を持つほど暴れまくっていた。謎のダイヤを盗んだ少女をめぐって、裏世界を支配するサイコパス、ブラックマスク(ユアン・マクレガー)と対決することになった彼女は、くせ者ばかりを集めてチームを作り上げる。
≪感想≫
DC映画の「スーサイド・スクワッド」のハーレイ・クインを
主役に据えたスピンオフ的な作品。
大好きアメコミ映画。
最近は公開されては早々に劇場へと足を運んでおります。
本作も例に漏れず公開初日に鑑賞してまいりました。
さてさて・・・。
やっべぇ!!
めちゃくちゃ楽しくって最高!!
大満足な一作に仕上がっておりました。
キャラクターについて。
とにかくマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインがキュートでカッコ良くって最高!!
ルックはもちろんのことめちゃくちゃ動けてアクションもキレッキレ。
サイコパスな性格も見せ方のせいかとても魅力的で。
やっていることは、すっごいダメダメな事も彼女がやると
可愛らしくってね。
とにかく、見たかったマーゴット・ロビー、ハーレイ・クインがそこには
描かれていて。
ず〜〜〜〜っと見ていたいキャラクターに仕上がっておりました。
これだけでもう大満足。
最高じゃないですか。
今回のテーマはハーレイら女性陣が男性から自立するっつー大きなテーマがあって。
ハーレイと共に戦う女性陣。
ハントレス。
僕的には彼女が一番好きなキャラだったな。
あの強いんだけど浮世離れした感じとか、これまたキュートで。
ルックも美しくってカッコ良い。
演じたのはメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
タランティーノ監督の「デス・プルーフ in グラインドハウス」に出演されていましたね。
ブラックキャナリー。
彼女がクライマックスにはなった必殺技「キャナリー・ボイス??」は
いくらなんでも感が半端ないですが、考えたら、これってアメコミ映画だったんだと
思い出させてこれはこれで最高じゃん。
レニー・モントーヤ。
古臭い言葉ばっかり放つロートル刑事。
特に印象は残っていませんが体術を頑張っていたような・・・。
とにかく、彼女たちがドッカンバッカン敵(=男)をなぎ倒すアクションシーンは
スカッと気持ちが良かったです。
最近、新作「チャーリーズエンジェル」を鑑賞したんですが、
あの作品もVS男的なテーマでしたが、本作のような描き方をしてほしかったな。
観たかったのはこれなんですよ!!
アクションについて。
本作はアクションがめちゃくちゃカッコ良くって。
女性だからって侮るなかれ。
カメラワークや演出、そして彼女たちの頑張りによって素晴らしく見応えのある
アクションシーンに仕上がっておりました。
ハーレイ・クインの体術とか最高だったなぁ。
最後のローラースケートを使ってのカーチェイスシーンとか◎。
中盤の薬をキメてバトルするシーンやバットや巨大ハンマーを使ってのバトルシーン。
一つ一つのシーンがカッコよかったんですよね。
あと、上手く環境を使ってアイディアたっぷりに仕上げていたのも巧みでした。
クライマックスの遊園地でのバトルシーン。
トランポリンや平均台等々を駆使してのアクション。
魅せるアクションシーンの数々は本当に大満足でした。
演出について。
音楽も良かったなぁ。
ポップでロックな音楽はこれまた楽しさを倍増させてくれていて。
本作って結構えげつない描写や、先に触れましたがモラルなんてクソ喰らえ的な
ハーレイさんなので、実は胸糞悪くなりそうな描写たちも、
軽いタッチで見る事が出来たんですよね。
そこら辺も素晴らしかったっす。
世界観や色使いも素敵でした。
本作は製作陣も女性で固められていたらしくって。
そこら辺も影響してかとてもキュートにも感じたんですよね。
冒頭のアニメーションや途中途中で差し込まれる人物紹介字幕もフザけていて楽しかったし。
ほんと、全体的に良い感じ。
とにもかくにも。
大大大大大大大満足の本作。
なんども書きますが、とにかくハーレイ・クインの魅力が大爆発。
もっとも〜〜〜っと見ていたい。
彼女を追い続けていきたい。
ぜひぜひ続編を希望します!!!!
そうそう。
唯一引っかかったのが、ハーレイの居場所を敵にリークしたあのじぃちゃん(ドク)。
あいつだけ制裁を受けていないのはちょっと引っかかったかな。
良いやつだったんですけどねぇ・・・。
≪点数≫
9点
(20.03.20鑑賞)

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