2012-07-11 Wed

2006年制作 英/米
監督:マーク・フランシス, ニック・フランシス
≪キャッチコピー≫
『毎日の1杯から知る、地球の裏側。』
≪ストーリー≫
最も日常的な飲み物として愛され、全世界で1日あたり約20億杯も消費されているコーヒーは
巨大な国際的貿易商品になったが、コーヒー農家の多くは困窮から破産に追い込まれるケースも少なくない。
カメラはそんなコーヒー産業の実態を暴きながら公正な取引を求めて世界中を飛び回る
タデッセ・メスケラという男の姿を追う。
≪感想≫
近年、世界の様々な問題を取り上げたドキュメンタリー映画が増えているような気がする。
本当に増えてきているのか、はたまた僕が気に留めるようになったのか・・・。
まぁそれはいいとして、こういった映画が増えるのはとても良いことじゃないでしょうか。
僕達も少なからず係わっているんだけど、なかなか気付きにくい事、そしていろんな問題を
多面的に見ることができるから。
そしてそれがきっと自分のよりよい選択に、世界のよりよい選択に繋がってくるから。
今作もその手のドキュメンタリー映画。
日頃、皆が愛飲しているコーヒー。
例えばある大手チェーン店の1杯330円のコーヒー。
その1杯分のコーヒー豆の生産者にもたらされる利益はわずか3~5円程度。
生産者達の現状。
フェアトレードの必要性。
WTO(世界貿易機関)内での途上国の位置づけ。
先進国の対応。
淡々と流れる映像の中に見え隠れする内情に衝撃を受ける。
この映画を通して色んなものが見えてきた。
また一歩踏み出すことのできる情報がここにありました。
≪点数≫
10点
(08.10.24鑑賞)

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