2020-05-25 Mon

2019年制作 邦
監督:佐藤 信介
≪キャッチコピー≫
『すべて、
奪還する。』
≪ストーリー≫
紀元前245年、中華西方の国・秦。戦災で親を失くした少年・信(山崎賢人)と漂(吉沢亮)は、大将軍になる夢を抱きながら剣術の特訓に明け暮れていた。やがて漂は王宮へと召し上げられるが、王の弟・成キョウ(本郷奏多)が仕掛けたクーデターによる戦いで致命傷を負う。息を引き取る寸前の漂から渡された地図を頼りにある小屋へと向かった信は、そこで王座を追われた漂とうり二つの王・エイ政(吉沢亮)と対面。漂が彼の身代わりとなって殺されたのを知った信は、その後エイ政と共に王座を奪還するために戦うことになる。
≪感想≫
大人気漫画の実写版。
本作はヤングジャンプにて連載中の大人気漫画。
僕ももちろん読んでおります。
現在は57巻ぐらいまで出てるのかな。
まだまだ終わりの見えない感じにすこぉしだけ熱量が下がってしまっていて。
ちょっと、今は離れている状況です。
それはさておき・・・。
本作はそんな人気漫画の実写版。
この手の漫画原作映画は失敗作が多いというイメージなので、
ちょっとおっかなびっくりで鑑賞いたしました。
良かったところ。
一応、漫画のルックはしっかりと継承していたかな。
主役の信もそうだし、成もしかり。
楊端和演じる長澤まさみさんは素敵でしたし。
ただ、全体的に迫力がなかったなぁ・・・。
武人感がなかったんですよね。
ちょっとひょろっとなオーラで戦国時代感が感じれなかったかな。
キャラでいうと僕的MVPは左慈という敵キャラ。
ルックもそうですが、アクション、何より佇まいが素晴らしかった。
ゲスっぽくってクズっぽくって、「悪」な感じが前面に出ている
キャラクターで素晴らしかったっす!!
良かったところはこのぐらいかなぁ・・・。
ここからはダメダメだったところ。
やっぱ中国の歴史物を日本人が演じるのはちょっと・・・。
言葉とか映像とかってしょうがないんですけど、いくら何でも
「ござる」は違うよなぁとか。
原作に寄せて言っているのはわかるんですが、実写となると、
やっぱ少しだけ気になっちゃったんですよね。
むむむ・・・。
あと、アクションも少しだけ物足りなかったかな。
どうしても邦画のアクション映画は物足りないという印象。
ただ、この手のアクションでいうと以前観た「るろうに剣心」シリーズの殺陣が
めちゃくちゃカッコ良かったので、それに比べると少しなぁ・・・。
もちろん、その他諸々の作品のアクションに比べたら本作は頑張っていた方なんです。
恐らくワイヤーアクションなんでしょうが、時々おっと思わすシーンもあったり。
先に書きました左慈のアクションはやっぱりカッコ良かったし。
楊端和も素敵カッコ良かったし。
ちょっともう一踏ん張りほしかったってな感じです。
そんなこんなで。
良かったところもあるけれど・・・って感じ。
漫画原作で言えば「るろうに剣心」シリーズや「ジョジョの奇妙な冒険」の方が好きかな。
本作は原作が続いているので続編はきっとあるのでしょう・・・。
そん時はもっと進化したアクションを!!
楽しみにしております!!
≪点数≫
6点
(20.02.22鑑賞)
こちら原作。
まだまだ先は長そう。

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