2020-04-24 Fri

2019年制作 邦
監督:江口 カン
≪キャッチコピー≫
『“伝説の殺し屋”が挑む究極のミッション! 誰も殺さず、一般人として暮らせるか?!』
≪ストーリー≫
標的を6秒以内に仕留める圧倒的な腕前から裏社会で恐れられる殺し屋、通称ファブル(岡田准一)は、ボス(佐藤浩市)から「殺し屋を1年間休業し、大阪で一般人として普通の生活を送る」というミッションを命じられる。1人でも殺したら処分されるという条件のもと、佐藤アキラという偽名を使い相棒のヨウコ(木村文乃)と兄と妹という設定で、生まれて初めて普通の生活をすることになる。
≪感想≫
人気漫画が原作の本作。
私、この原作漫画が大好きで。
現在は、一区切りついたのでお休み中。
夏頃の再開を楽しみにしている真っ最中。
そんな大好きな漫画がV6の岡田君を主演に迎えて
制作されると言うことでとても楽しみにしておりました。
岡田君と言えばアクションが達者で僕的に、
「ミッション・インポッシブル」シリーズのトム・クルーズや
「ジョン・ウィック」シリーズのキアヌ・リーブス的
アクションスターになれる逸材なんじゃないかって思っていて。
しかも本作は、プロの殺し屋のお話。
それこそ「ジョン・ウィック」みたいにアクションシーンを
繰り広げられるんじゃ!?
なんて期待をしつつ・・・。
さてさて・・・。
むむむ・・・ちょっと肩透かしをくらったかなぁ・・・。
まずは良かったところ。
大好き岡田君力大爆発。
岡田君の体技はやっぱり素晴らしくってね。
調べてみると本作のアクションは殆どスタントマン無しで
演じていたんですって。
ガンアクションや格闘アクションなどとてもカッコ良く
映し出されていました。
壁をひょいひょいと登っていくパルクール的アクションとか
凄かったっす。
ただなぁ・・・。
なんか物足りなかったんですよねぇ・・・。
お金の問題なのかなぁ。
撮り方の問題なのかあぁ・・・。
例えば、冒頭のファブルのアクションシーン。
洒落た字幕をバンバン出した演出。
確かにフレッシュな演出なんですが、その字幕があるせいで
肝心のアクションが見にくい!!
あと、クライマックスの大勢ヤクザ軍団との大立ち回り。
さすがにガチャガチャしすぎだし、ファブルが勝てる見込みが
まったくない状況にも関わらず、なんとなく勝っていくのには
ちょっとなぁって。
何度も出てきますが、「ジョン・ウィック」の見せ方は
多い敵相手にもしっかりと勝つ理由みたいなものを見せながら
描いているのでとっても気持ちが良いのにな。
本作は全然ダメダメでしたね。
あとね。
そもそもの漫画の抑えたアングラで大人な世界観と
違っていて、ちょっとコミカルで軽いタッチだったのも
ちょっとなぁ・・・。
ファブルの子供の頃のシーンもちょっといらなかったかな。
過去のファブルの言動や性格が現在のファブルに
繋がらなくってね。
ザラザラしちゃいました。
唯一笑えたのがジャッカル!!
彼(宮川大輔)のシーンはもれなく笑えましたよ。
とにもかくにも。
岡田君のアクションを観れたのは良かったのですが、
物足りない!!
これからもドンドンアクションスターへの道を
ひた走って欲しいなぁ・・・。
期待しております!!
≪点数≫
6点
(20.02.02鑑賞)
こちら原作漫画。
めちゃくちゃ好き!!

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