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No.1744 『スノー・ロワイヤル』
No1744 『スノー・ロワイヤル』

2019年制作 米
監督:ハンス・ペテル・モランド

≪キャッチコピー≫
『模範市民賞受賞直後に
             キレる。』

≪ストーリー≫
雪深い田舎町キーホーで模範市民賞を受賞した真面目な除雪作業員ネルズ・コックスマン(リーアム・ニーソン)の息子が、麻薬の過剰摂取で死んだように偽装される。地元の麻薬王バイキングの組織が関与していることを突き止めたネルズは、素手や銃、さらには除雪車を用いて敵を追い詰める。ところがバイキングは、敵対関係にある組織のしわざだと勘違いし、襲撃する。

≪感想≫
大好きリーアム・ニーソン主演作。

リーアム・ニーソンといえば「96時間」シリーズの
無敵親父爆発系。
その後の作品もこの手の作品が多くってとにかく
彼が主演している作品は無敵親父がどうやって敵を
なぎ倒していくのかを堪能すればいい的な。

さぁ、本作ではどんな無敵親父が観れるのでしょうか・・・。
さてさて・・・。

無敵親父っぷりも堪能できましたが、そもそもの作風が
とても愉快な作品でした。

模範市民賞を取るほどの除雪作業員、コックスマンが愛する息子を
裏組織に殺されて復讐に挑むっつーシンプルなお話。

何かとアイディアに富んだ作品。
例えば本作では人がどんどん死んでいくんですが、死んだ人間の名前が
字幕的に映し出す演出とか。
これがまたラストのオチにも繋がっていて思わずぷぷぷってね。
最後、死んだアイツには笑わせてもらいましたよ。
エンドロールにも特徴がありました。
字幕が雪のように消滅していく演出とか。
キャラクターの名前も裏家業の奴らは通り名がついていて、これまた
楽しかったり。

なんでしょう、お話の内容や描かれていることはバイオレンスな作風なのに
楽しく鑑賞できた感じ。

人が死んでいく場面もあっさりと緊張感無くやられていくと言うのも
ありますが、全体的にうっすらとユーモアが盛り込まれていて。
そこら辺のバランスが巧みだったなと。

お話も二転三転で楽しかったです。
最初はコックスマンが徐々に敵の本懐にたどり着くお話かと
思いきや、まさかの第三勢力登場!!
ネイティブ・アメリカン軍団の登場でタイトル通りスノー・ロワイヤル状態に。

クライマックスのバトルシーンもスカッとしたな。
少しタランティーノ監督の作風を思い出したり。

キャラクターも様々なキャラがいてそれぞれが立っている部分も
楽しかったですね。
コックスマン兄夫妻にはクスクスと笑わせてもらったし。
敵集団のタンクみたいなアイツと口数の多いアイツのカップルとか。
他にもネイティブ・アメリカン軍団それぞれの面構えも素敵だったし。
クズ殺し屋のエスキモーがきっちりと制裁を受けたり、
学校の用務員も制裁を受けたあたりも気持ちよかった。
思い返すとアイツもアイツも楽しい奴らだったなぁと・・・。

そんな感じで。
リーアム御大の無敵祭りを楽しむというよりかは純粋に
作品の楽しさに満足したなと。
ちょっと変化球気味の作品でしたが大満足の一作となりました!!

≪点数≫
  7点
                                           (20.01.24鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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