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No.1739 『ROMA/ローマ』
No1739 『ROMAローマ』

2018年制作 米
監督:アルフォンソ・キュアロン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
1970年代のメキシコシティ。ローマという地区で中流階級の家庭に奉公する若い家政婦クレオは、料理、掃除、洗濯、子どもの世話とせわしなく働いていた。そんなクレオの身にある出来事が起こる。

≪感想≫
Netflixオリジナル映画。

2018年にNetfrixにて配信されて、あれよあれよと
様々な映画賞にノミネート。
劇場で公開されていないにもかかわらず評判が評判を呼び大ヒット作品に。
配信映画の在り方に一石を投じた最初の作品なのではないでしょうか。

さてさて。

監督はアルフォンソ・キュアロン。
宇宙を舞台にした「ゼロ・グラビティ」。
とにかく映像が素晴らしかった記憶があります。

本作も圧倒的な映像美。
広い視点から撮る映像や長回しされた映像。
凝りに凝っていて一つ一つのシーンがとても見応えがありました。
モノクロ映像だったというのも一つの肝なのかもしれませんね。

懐かしさや切なさがふんだんに映っていて。
物悲しくなるんだけど、最後の最後は希望に満ちた着地。

とにかく作品の質がとても良質というか美しいという印象を受けました。

お話やキャラクターについて。
本作で登場したキャラでめちゃくちゃ印象的だった奴が一人いて。
それは、主人公クレオの彼氏のアイツ(フェルミン)!!
最初はめちゃくちゃカッコ良くって優しそうな男だったのに、
クレオの妊娠が発覚してからまさかの失踪!!
そしてクレオに見つかった後の、あの態度、恫喝。
「俺の居場所は誰から聞いたんだ!!」
「(教えたいとこを)ぶっ飛ばしてやる!!」
一周回って笑ってしまいそうなくらい清々しい程のクズ男でした。
強烈なインパクトを残してくれたキャラ。
ふと思うと、本作の男性陣ってそこまで良き人はいなかったような。
クレオの雇い主の主人も結局はダメダメな男だったし。
戦う女性像を描きたかったのかなぁと。

そんな感じで。
とにかく映像が素晴らしかったです。
これを大きな画面で観たらもっと感動的で素敵な映画体験になっただろうなぁ。
Netfrix作品は良作、傑作ばかり。
ちょくちょく映画館で上映しているらしいんだけど、
今後、Netfrix作品の取り扱い方を考えても良いかも。
上映館を限定しても良いのである程度上映してくれるとか。

期待しております。

≪点数≫
  8点
                                           (20.01.16鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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