2020-02-07 Fri

2019年制作 米
監督スティーヴン・マーチャント
≪キャッチコピー≫
『最強家族』
≪ストーリー≫
イギリス北部でレスリングジムを経営するナイト家のサラヤ(フローレンス・ピュー)は、中学生のころからリングに立ち、子供たちにレスリングを教えながら、WWEの試合に出るという夢を抱いていた。あるとき、トレーナーのハッチ(ヴィンス・ヴォーン)からWWEの試験に誘われる。プロレスを愛する兄のザック(ジャック・ロウデン)と共に参加したサラヤは、そこでドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソンと対面する。
≪感想≫
イギリスの田舎町ノリッジに住む女子レスラーがアメリカのプロレス団体WWEで
デビューを目指すっつーお話。
本作は実話に基づいたお話。
本作の主人公である女子レスラー・ペイジのデビューまでのお話を描いていて。
まずは僕とプロレス。
実は私、2019年に初めて生でプロレス観戦をいたしまして。
ローカルなんですけど、その「生」プロレスがスッゲーカッコ良くってね。
大満足してその後もう一回観に行っちゃったぐらい。
あのお客さんが一体となって場を盛り上げる感じとか素晴らしくって。
それと共にレスラーたちも熱く燃え上がってさらに盛り上がる循環が◎。
また行きたいなぁ・・・。
次に僕とWWE。
WWEはアメリカのプロレス団体で世界的にも大人気の超ド級のエンターテイメント。
実は私、小学校高学年ぐらいからこのプロレスを観ていて。
その時はWWFという団体だったんですが、VHSのビデオをレンタルしては
友達と観ていた記憶があります。
その後、しばらく時は経ち大学生となりまたプロレスと出会う事に。
その時は一人暮らしをしていてケーブルテレビを入れていたもんだから、
暇な時はこのWWFの番組を観ていました。
その時は、本作にも出ている今は大スターのロック様ことドウェイン・ジョンソンが
バリバリの全盛期でスッゲー興奮させられたのを覚えています。
他にもブッカーTとかカート・アングルとかクリス・ジェリコ、
アンダーテイカー、ケイン等々。
懐かしき思い出です。
とにかく、アメリカのプロレスには散々楽しませてもらった記憶。
そんなプロレスを描いた本作。
なるほど、カッコ良いプロレスを描きつつ素敵な家族のお話に仕上げておりました!!
本作のCMを観た時、負け犬映画っぽいなぁと思っていたんですが、そこまで
負け犬負け犬していなくって、一つの家族の成長譚というか。
兄妹の成長譚というか。
とにかくグッとさせられました。
特に兄貴のザックにグッときたなぁ。
妹のサラヤと一緒にWWEデビューの夢を追っかけて、サラヤだけが合格。
夢を諦めざるを得なくなったザック。
妹を応援したいんだけど嫉妬心にもかられ自暴自棄に。
そこから立ち直って家族のために、妹のために再生していく様はやっぱりグッときますよね。
主役のサラヤ(ペイジ)の成長譚も素晴らしかった。
少しづつ少しづつ成長していく姿に感涙。
仲間たちとの共闘できるまでの件は最高でした。
クライマックスの夢のリングで雄叫びをあげるシーンも◎。
本当にグッときました。
基本、彼女たち家族はレスリング一家。
プロレスに救われてプロレスに生かされる。
彼らを取り巻く奴らも気の良い面々。
プロレススクールに通う奴らもザックに教えられながら、ザックの居場所を作っていく。
盲目のアイツも素晴らしかったなぁ。
全体的にベタな展開だったんです。
ただ、それが良いんですよ。
プロレスというなかなか身近ではないエンタメをベタな展開で魅せてくれる。
こりゃみんなにオススメしやすいぞってなもんで。
ちょっとした下ネタ笑いも最高。
これもまたプロレス的エンターテイメントっぽくてね。
笑って泣いてグッとくる。
大満足のプロレスファミリー映画でした!!
おススメです!!
≪点数≫
8点
(19.12.01鑑賞)

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