2020-01-17 Fri

2018年制作 米
監督:ブラッドリー・クーパー
≪キャッチコピー≫
『歌って、恋して、傷ついて――私は生まれ変わる。』
≪ストーリー≫
昼はウエイトレスとして働き、夜はバーで歌っているアリー(レディー・ガガ)は、歌手になる夢を抱きながらも自分に自信が持てなかった。ある日、ひょんなことから出会った世界的シンガーのジャクソン(ブラッドリー・クーパー)から歌を高く評価される。アリーは彼に導かれてスター歌手への階段を上り始め、やがて二人は愛し合うようになるが、ピークを過ぎたジャクソンは、徐々に歌う力を失っていく。
≪感想≫※とんでもないネタバレあり
人気シンガーのレディー・ガガを主役に据えた本作。
監督はブラッドリー・クーパー。
彼は主演も務めております。
鑑賞後、色々調べてみると、本作はリメイク作品のようで。
しかも以前に3作品撮られているんですって。
恥ずかしながら知らなかったっす。
さてさて。
良かったところ。
まず歌がとんでもなく素晴らしかった。
まず予告でもなんども流れていた「シャロウ」。
この曲が流れるシーンは問答無用で涙が流れるくらい圧倒的で。
しかも、序盤のアリーがライブで初めて歌うシーンはカタルシス大爆発で
本当にグッときました。
ちょっと「ボヘミアン・ラプソディ」のクライマックスシーンを思い出したり。
レディ・ガガはもちろんのこと、ブラッドリー・クーパーも歌唱力が抜群でしたね。
彼に関しては声が良かったなぁ・・・。
ちょっとこう、落ちぶれた、やさぐれた感じのキャラクターが妙に
哀愁あって良かったです。
だからこそ、彼の最期にはちょっと凹んじゃいましたよ。
悪かったところ。
物語が単調に感じました。
登場人物たちに深みを感じることができなかったというか。
ダブル主演のアリーとジャック。
アリーに関しはキャラクターの背景が。
ジャックに関しては、テンポよく変わっていく状況に、彼の感情の機微が
わかんなくなっちゃって・・・。
そこは残念無念でした。
とにもかくにも。
ブラッドリー・クーパーの圧倒的才能に打ちのめされた感がある本作。
演者として、歌い手として、そして監督として・・・。
いやぁ・・・本当にすげぇなぁ。
あとは、やっぱり名曲「シャロウ」の誕生。
聴くだけで鳥肌立ってうっすら涙が出る・・・。
音楽映画としても素晴らしかったですね。
劇中の物語とリンクする歌詞。
しっかりと意味付けされた音楽はとてもグッときましたよ。
誰かが言ってた。
「ベタで良い!!」
的な事を。
そうなんです、こういうエンタメも素晴らしいじゃないですか!!
≪点数≫
7点
(19.10.31鑑賞)

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