2019-12-18 Wed

1995年制作 米
監督:アリソン・アンダース/アレクサンダー・ロックウェル/ロバート・ロドリゲス/クエンティン・タランティーノ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
199X年の大晦日、ロサンゼルスのホテル・モンシニョール。この日、勤続50年の老ベルボーイが引退する。あとを引き継ぐ新米ベルボーイ、テッドにとってそれは悪夢の始まりだった……。
≪感想≫
大好きクエンティン・タランティーノ監督。
彼の作品はもれなく観ていてすごく楽しませていただいています。
そこで、他にも見逃しているのはないかなぁと調べてみると
本作の名が。
本作は、タランティーノ監督がアリソン・アンダース、アレクサンダー・ロックウェル、ロバート・ロドリゲス
という3監督と一緒に監督をした4話のオムニバス構成の作品。
全てタランティーノ監督の作品ではないですが、これはこれでと思い
いざ鑑賞。
さてさて。
むむむ、なるほどねぇ・・・。
全体的にタラ印溢れるB級作品に仕上がっておりました。
何でしょう、昔、テレビとかで再放送をしているB級、C級映画といった印象で。
お話も、ちょいとふざけたテイストで、そこに意味を求めていなくって、
勢いとやりたいことをやっていますってな感じ。
お話はとあるホテルのベルボーイが色んな部屋で巻き起こる事件に対応していくっつー流れ。
1話目:スイートルームに集う女性が魔女集団で変な儀式を行っていた。
2話目:409号室に向かったベルボーイのテッドが浮気相手と勘違いされ、旦那の方に襲われる。
3話目:ベルボーイのテッドがとあるギャングっぽい親父に子供達の世話を頼まれる
4話目:ペントハウスに宿泊するハリウッド・スター達と一悶着。
僕的には3話目(ロバート・ロドリゲス監督)が一番良かったかな。
ただ、3話目は画や展開が好きで、登場人物達はあんまり好きじゃないっつー感じ。
子供達がちょっと嫌な子だったし、そもそもベルボーイのテッドもあんまり
良い奴じゃなかったしね。
画でいうと、ギャング親父(アントニオ・バンデラス)がラスト、帰ってきてから、
テッドと子供達が固まるシーンはちょっとぷぷぷ(笑)
他にもベッドの下に隠された死体のグロさとか、いかにもB級っぽくて◎。
4話目は大好きタランティーノ監督。
これは安定のタラ印。
序盤中盤の駄話。
そこから最後のスカッとした展開。
決して気持ちのいいお話ではないものの、あの振り幅と勢いでスカッとさせられる。
これぞタランティーノですよねぇ。
むむむと唸らされました。
キャラについては、先に少し書きましたが、ティム・ロビンス演じるベルボーイのテッド。
こいつが、なんか僕的にハマらなかったんですよね。
出来損ないで、もう少しリアル寄りのベルボーイでいてくれたら楽しかったのになぁ。
ただ、4話のあのオチにはテッドのキャラじゃないと生きてこないんだよなぁ。
そんなこんなで。
B級ならぬC級映画な本作。
それなりに楽しませてもらいましたとさ。
≪点数≫
6点
(19.09.29鑑賞)

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