2019-11-25 Mon

2019年制作 米
監督:ジョン・ファヴロー
≪キャッチコピー≫
『全人類の心ふるわす
キング・オブ・エンターテイメント』
≪ストーリー≫
アフリカのサバンナに君臨する偉大なる王、ライオンのムファサが息子シンバを授かり、さまざまな動物たちが誕生の儀式に集まってくる。動物たちは、ヒヒの祈祷師ラフィキが皆の前にささげた将来の王シンバに深くこうべを垂れる。だが、自分が王になれないことに不満を募らせるムファサの弟スカーだけは、シンバの誕生を苦々しく感じていた。
≪感想≫
ディズニーの人気アニメの実写版。
劇団四季のミュージカルでも有名ですね。
実は私、どちらも観た事なくって。
ミュージカルはまぁ、しょうがないとしてアニメもなんとなく
出会うことがなくって。
ただ、そこで流れるいろんな曲は知っていて。
ハクナ・マタタとか呟いちゃいますもん。
そんなライオン・キング弱者の私。
フルCGの映像はやっぱり劇場でかなぁと思っていざ鑑賞してまいりました・・・。
さてさて・・・。
んん〜〜〜、まぁまぁまぁ。
まずは良かったところ。
噂に違わぬ映像美。
特にサバンナの大自然的映像はとっても綺麗でした。
キャラたちの躍動感もリアリティがあってね。
クライマックスのライオンバトルは良くも悪くもドタドタしていてましたよ。
オープニングの数分間は観ていてとっても楽しかったです。
ラフィキがシンバのおデコに赤粉をつけてみんなの前に掲げるシーンとか最高でした。
音楽が素敵。
先に書きましたが、本作はミュージカル調の作品で。
流れてくる音楽はなんとなく聞いたことのある曲ばかり。
ハクナ・マタタとか。
僕的に大好きなのはやっぱりMbube(The Lion Sleeps Tonight)。
しばらくは口ずさむことでしょう(笑)
音楽が流れるシーンはストーリーも止まるので、映像を楽しむことに
特化していました。
ほんと、これがフルCGとなると今後はなんでもありだなぁと思ったり・・・。
ここからはちょっとダメダメなところ。
基本的にお話にピンとこなかったっす・・・。
シンバが王様になっていくお話なんですが、そもそも食物連鎖的なテーマなんですよね。
命の環的な。
ふと思ったのが、草食動物たちは喰われる運命なのに、シンバを王様として
讃えているがねぇ。
中盤、シンバが虫ばっか食っている所とかはなんとなく、こうやって新時代を築いて行くのかなぁと
思いきや、普通に本来のライオンとして、王としての復活劇を観せられてしまったものだから
ちょっとピンとこなくってね。
あと、ハイエナたちのその後も気になるし・・・。
お話に関しては飲み込み辛かったかな。
ハクナ・マタタは良い言葉なんだけど、うまく活かされていなかった気がします。
あと、キャラのルックに関してですが敵ボスのスカーが結構ブスだったんですよね。
ちょっとリアリティがありすぎてなのか、そこまで魅力的ではなかったかなと、
「猿の惑星」シリーズの猿たちはもっとしっかりとキャラ分けされてたぞ!!。
ここら辺も、なまじっかリアル寄りだった弊害が出たのかなと。
リアル寄りの弊害として、クライマックスのバトルシーンで鳥のザズや
ヒヒのラフィキがハイエナをやっつけるのが、少しだけ幾ら何でも感が
あって勿体無かったな。
そんなこんなで。
世界的に有名な本作。
実写版はそこまで楽しめなかったなぁ・・・。
劇団四季のミュージカルを観たいな。
「し〜んぱ〜いないさぁ〜〜。」
ってね。
≪点数≫
6点
(19.09.01鑑賞)

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