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No.1684 『ツナグ』
No1684 『ツナグ』
2012年制作 邦
監督:平川 雄一朗

≪キャッチコピー≫
『奇跡は、一度だけ、想いをつなぐ。』

≪ストーリー≫
生きている者が、もう一度だけ会いたいと強く願う、すでに亡くなってしまった者。その再会の機会を設けることができる、“ツナグ”と呼ばれる使者の見習いをする高校生・歩美(松坂桃李)。ガンで逝去した母(八千草薫)と会いたいという高慢な中年男・畠田(遠藤憲一)、けんかをしたまま事故死した親友・御園(大野いと)に尋ねたいことがある女子高生・嵐(橋本愛)など、さまざまな依頼人の願いをかなえる歩美。だが、死んだ者と生きる者が再び出会ってはいけないのではないか、それで両者は救われるのだろうかと考え……。

≪感想≫
むむむ・・・。

ひたすらザラザラした感じで鑑賞。
良いお話っぽいんですが、なんだか乗り切れない。
どこがこう、あれがこうって言うのは少しわかんないんですが、
とにかくピンとこない感じ。
腑に落ちない感じ。
なんだろうなぁ・・・。

例えば世界観。
死んだ人と一度だけ会わせてくれる「ツナグ」と言う存在。
なんとなく胡散臭いんですが、それが当たり前に信じてしまう世界観で。
一人目の依頼者が疑っていたんですが、なんかそれもそこまで疑ってなくて。
あとは、ずーっとそのラインで行くもんだからずっとモヤモヤしっぱなし。
あとねぇ・・・。
そもそもこの「ツナグ」と言う存在が良き事なのかがいまいち
伝わんなかったんですよね。
悲しみを抱えた人たちが、全てこの「ツナグ」というシステムを
使って幸せに、前向きになったのであれば良いのですが、
あんまり、そこが活かせていたような気がしなくって。

一人目の依頼者も、より良い未来に進めたんだけど、必ずしも「ツナグ」が
必要だったかと言えばそうでもなさそうだし。
だって、息子に一声かけるだけのあと一歩の問題だったわけで。

二人目の依頼者もビターな感じで終わったし。
亡くなった女子高生、御国の能力もちょっと。
嵐の水まき事件を知っていたようだったし・・・・。
あれってどうゆう事なんだろう・・・。
しかも、嵐のあのケリの付け方はちょっとトラウマ級で。
未来の嵐の事を考えるとスッキリしなくてね。
もし、嵐が改心したのであれば、それはそれで引きずるだろうなぁって。
とほほ・・・。

三組目のカップルも良くわかんなかったし。
いくら何でも彼女を待ちすぎでしょう・・・。
待つのはまだ分かるんです。
待ってる間のアクションを起こさないあたりと、それならそれで胡散臭い「ツナグ」に
頼るのも何ともピンとこない。

極め付けは、「ツナグ」一家のやりとりもピンとこなかった。
両親の死の真相とかもなぁ・・・。
幾ら何でも「死」にまで至る鏡の存在をぞんざいに扱いすぎでしょう・・・。
むむむ・・・。
オチも何となく「ツナグ」の存在価値に疑問を感じるような終わり方だったし。

とほほほほ・・・。

そんな感じで。
本作は原作小説があるんですね。
辻村 深月先生の作品。
何作品か読んだ事はありますが本作はないなぁ・・・。
読んでみようかな。

ただ、実写版の本作はダメ!!!!

≪点数≫
  3点
                                           (19.08.28鑑賞)


こちら原作。
興味あります。

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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