2019-11-04 Mon

2017年制作 邦
監督:三池 崇史
≪キャッチコピー≫
『この「力(スタンド)」で、
守るべきものがある。』
≪ストーリー≫
美しい海に臨む杜王町で暮らす東方仗助(山崎賢人)は、心優しい高校生だった。彼はスタンドという特殊能力の保持者で、触れただけで壊れたものを修復し、他人のけがを治すことができた。杜王町では変死事件をはじめとする奇怪な出来事が続発するようになる。やがてそれらが連続殺人犯アンジェロこと片桐安十郎(山田孝之)ら、ほかのスタンド保持者による犯行だと判明。町を守るため、スタンドを駆使して彼らとの戦いに挑む仗助だが……。
≪感想≫
荒木 飛呂彦先生の大人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」。
1987年から少年ジャンプにて連載が始まって、現在は月刊誌にて連載中。
現在は第8部「ジョジョリオン」がやっているのかな。
僕ももちろん全て読んでいます。
ストーリーはもちろん芸術的な画も好きだし、世界観も大好き。
ただ、実写向けかと言うとちょっと心配・・・。
しかも本作は僕が大好きな第4部「ダイヤモンドは砕けない」なんですよねぇ・・・。
そもそも本シリーズって超常現象的な画が売りなので、それを実写化するって
なかなかねぇ。
お話も現実離れしているし、漫画で読むからこその部分もあるような気がして、
実写化が発表された時、めちゃくちゃ不安だったんですよね。
ドキドキ・・・。
さて、いざ実写版の本作について。
う〜〜〜ん・・・まぁまぁまぁ。
良かったところ。
画はとても良かったです。
正直、あんまり引っかからなかったな。
最初、あの突飛なキャラクター造形をどうするのかと思ったら、
まさかのそのまんま。
仗助の髪型とか、虹村兄弟の髪型、極め付けは承太郎の
学帽と髪との境目。
笑っちゃったんだけど、正直、違和感なくってね。
良い意味でマンガチックで、ジョジョ好きな僕にとってはスッと
入り込めました。
あと、物語の舞台となる架空の都市杜王町がめちゃくちゃ
魅力的な街並みで。
これって日本なのかなぁ。
北欧風ですっごい美しい街並みでした。
物語の肝となるスタンド描写も違和感なかった。
なんならカッコよかったです。
クレイジーダイアモンド、エコーズ、ザ・ハンド、バッド・カンパニー等々。
欲を言えば、お金がかかるかもしれませんが、もっとこのスタンド描写を
観たかったなぁ。
とにかく、世界観、ルックはとても満足いくものでした。
ただね・・・。
やっぱり物語の展開とかがとっても雑で。
僕は漫画を全て読んでいるから、細かい補完ができたのですが、
すっごいテンポ良く、お話が進んでいって。
なんでしょう・・・ゴールありきで物語が進んでいっているので、
全然、のれなかったんですよね。
残念無念。
ただ、何度も書きますが、僕は全てを知っているので、次の
あの展開から、あの登場人物まで、どんどん観たくなっているのは事実。
そんな感じで。
すっごい楽しかったかと言えば、そこまでではありませんでしたが、
続編が観たいのは確か。
今後の登場人物では岸辺露伴や重ちー。
康一のエコーズの成長も楽しみだし。
ただ、ラスボスの吉良との戦いは映像化するのは難しいぞー。
基本的にジョジョってバトル自体が複雑なんですよねぇ。
スタンド能力も結構複雑だし。
楽しみにしてますよ!!
余談。
色々調べたら本作は興行収入的に大コケしたみたい。
続編の制作も絶望的とのこと・・・。
残念じゃ・・・。
≪点数≫
6点
(19.08.15鑑賞)
こちら原作漫画。
たまに読み返してます。

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