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No.1651 『GOEMON』
No1651 『GOEMON』

2008年制作 邦
監督:紀里谷 和明

≪キャッチコピー≫
『愛する者のために。』

≪ストーリー≫
織田信長(中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下を取った時代。超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・石川五右衛門(江口洋介)がすい星のごとく現れ、庶民を熱狂させる。そんな中、五右衛門は盗み出した財宝の中に重大な秘密が隠されている南蛮製の箱を見つけるが……。

≪感想≫
ラストナイト」の紀里谷和明監督作品。

本作のCMを観たとき、
「なんとまぁスタイリッシュでカッコ良さげな作品」
なんて思ったり。
そして紀里谷監督のデビュー作「CASSHERN」も
観たかった作品の一つ。

ただ、上記2作品に関しては、良い評判を聞かなくってね。

そんな感じで恐る恐る鑑賞して観ました。

さてさて。

むむむ・・・なんだかなぁ・・・。

基本、全体的に嘘くさくって。
開始数分、いや数十秒で
「こりゃ面白くなさそうだぞ・・・。」
という印象。

まずルック、画が安っぽくって。
全体的にCGを多用された映像。
時代は戦国時代。
キャラクター描写とか、アクションとか風景とか、一つ一つがなんか
ダサいというか惜しいというか。
カッコ良く撮りたいのはわかるし、カッコ良さげに観えるんですですが
ハマらなくって。
アクションシーンについても、演者さんはカッコいいんですよ。
ただ、画がなぁ・・・。
ちょっとスローにしたり、バキッとカットを止めたりとアイディアは
満載だったんです。
ただ、なんか僕的にハマらなかったんですよねぇ。

キャラクターについて。
キャラについても、我儘な奴らばっかし。
基本、GOEMONもすっごい自分勝手で。
自由を謳歌するキャラなんだけど、そのせいでいろんな人が迷惑がかかる。
それをメッセージとして、GOEMONが成長していくのなら良いんですが、
最後の着地もそんなに良い感じじゃなかったんですよね。
なんかひたすらキャラの描き方にひっかかりまくりで。
良さげに見せようとする、あざとさとかわざとらしさが前面に出ているように
感じで、これまたハマらなかったっす・・・。

僕、思ったんですが、本作が基本コメディ映画だったら良かったのに。
コメディなんだけど、カッコいいところはカッコよく写すみたいな。
なんだか、画角とか世界観とか、どこかコントチックに見えて。
「これ、笑わせにきていないかい??」
って思ったり。
そこに移る人物描写だったり。
そこに移るアクション描写だったり。
そこに移る風景だったり。
なぁんか違和感バリバリだったんですよね。
だから、こういうのって笑わせにきてますよって狙ったほうが、まだ許せたんじゃないのかなって。
なんだかなぁ・・・。

良かったところは、なんでしょう・・・紀里谷監督のこの作品に対する
愛情は感じることができました。
良い意味でイキきっていて。
それがたまたま、僕が観たかった、僕の感性にハマることがなかった感じ。
良くも悪くも決して観る側に合わせに行った感じが一切しない。
そこはまぁ、好感持てるかな。

ただ、やっぱり楽しくなかったんですよねぇ・・・。
う〜〜〜ん・・・つまらなかったっす。
もやもやもやもや・・・。

≪点数≫
  3点
                                           (19.06.23鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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