2019-08-19 Mon

2017年制作 韓
監督:キム・ヨンファ
≪キャッチコピー≫
『いま、地獄の門が開かれる――』
≪ストーリー≫
亡くなった消防士のジャホンの前に、冥界から3人の使者が現れる。そのカンニム(ハ・ジョンウ)とヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュンは、ジャホンが転生するために死後の49日間に受けなければならない七つの地獄の裁判の弁護と護衛を担っていた。使者たちは、ジャホンの生前の善行が認められ19年ぶりの貴人として転生するのは確実だと浮かれていた。
≪感想≫
韓国映画。
韓国作品は定期的に鑑賞。
以前観た「新感染 ファイナル・エクスプレス」という素晴らしいゾンビ映画が
ありまして。
韓国ではその作品より大ヒット!!
そして韓国国民の半分観たとの謳い文句に惹かれて劇場にて鑑賞してまいりましたよ。
さてさて。
なるほど。
また新たなるジャンルを開拓してきたなぁ・・・。
ボロ泣きしながらも楽しいファンタジーアクションに仕上がっておりました。
お話は地獄のお話で。
人が死んだ後、地獄に落ちて7つの裁判を受けるという。
その全ての裁判で無罪を勝ち取ると生まれ変われるんだって。
消防士のジャホンは3人の弁護と警護を担当する冥界からの使者と共に
地獄を旅するっつーお話。
まずルックが新鮮。
これまでの韓国映画では観た事ないような世界観。
ちょっとファンタジー色の強い地獄の画。
決して安っぽくなくってド派手。
ここら辺は観ていておぉってね。
バトルアクションも良かったです。
欲をいえばもう少しカッコいい殺陣が観たかった気もしますが、問題ないない。
一定のクオリティは保たれていたので見応えありました。
武器がカッコ良かったんですよね。
あのツインソードみたいな武器とか素敵でしたよ。
キャストも素敵。
3人の使者たち。
1人目は大好きハ・ジョンウ氏演じるカンニム。
クールな出で立ちでプロフェッショナルな対応。
惚れてまうぜ!!
2人目は僕的MVPのキム・ヒャンギ演じるドクチュン!!
何と言ってもキノコカットのルックがキュート。
見ていて、にこにこさせてくれるルックスで◎。
性格もまた良くってね。
もし、本作の世界観が本当なら、僕も死んだ後はこの子に弁護してもらいたいなぁって(笑)
3人目はチェ・ジフン演じるヘウォンメク。
彼はちょっとコメディリリーフっぽい役回り。
少し大泉洋を彷彿とさせる感じで良かったです。
他にも7人の地獄の大王達も色とりどりで見ていて楽しかったっす。
人間界の登場人物も素敵な方々。
これはお話にも繋がるんですが、とても家族愛が溢れていて。
徳の高い家族。
兄弟と母親。
悲しいお話の中に希望が満ち溢れていてね。
クライマックスはボロボロと泣きながら観ていましたよ。
アクションもカッコ良かったんですが、何気にお話に泣かされちゃったよぅ・・・。
もちろん、ダメダメに感じた部分もあったんです。
基本的に設定にはツッコミどころも多かったように感じて。
そもそも、この人が死んだら生まれ変わるために7つの裁判を受けなくちゃいけないというシステム。
めちゃくちゃ徳の積んだ人じゃないと恐らく生まれ変わることができないこのシステム。
いくらなんでも、無理ゲーすぎる!!
そんな聖人みたいなやつはいないぜ!!
自分の過去を振り返るとまぁ無理ですわな(苦笑)
あと、主人公のジャホンもそんなにできた人間に見えなかったんですよね。
もちろん、めちゃくちゃ良い奴なのはわかるんですが、地獄での立ち振る舞いが
そんなに好感が持てなくってね。
使者達も、敢えてハプニングを起こしている節が見え隠れして、
完璧には少し遠くってね。
そこら辺は少し勿体なかったかな。
とはいえ・・・。
僕的には新ジャンル韓国映画。
アクションもカッコ良かったし、お話にもどどどと泣かされた。
これまで観てきた韓国映画にはなかったジャンルかも。
いやぁ、満足満足。
本シリーズは2部作。
本作は家族のお話でしたが、次回は使者達のお話になるみたい。
しかも、本作の最後には大好きマ・ドンソク兄貴の姿が!!
楽しみすぎます!!!!
≪点数≫
8点
(19.06.16鑑賞)

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