2019-07-29 Mon

2017年制作 韓
監督:ハン・ジェリム
≪キャッチコピー≫
『プライドを捨てろ!
権力に寄り添え!』
≪ストーリー≫
けんかに明け暮れる貧しい青年パク・テス(チョ・インソン)は必死に勉強し、晴れて検事となって地方都市に赴任する。仕事に追われていた彼は、ある事件を通してソウル中央地検のエリート部長ガンシク(チョン・ウソン)と知り合う。権力と富を貪欲に追求するガンシクの影響を受けたテスの人生は一変する。
≪感想≫
韓国映画。
やんちゃ坊主だった主人公が検事になって、成り上がるも
いろんなしがらみで七転び八起きするっつーお話。
むむむ・・・嫌な奴ばっか・・・。
基本的に応援したい奴がいなかったかな。
主人公のパク・テスもそこまで良い奴じゃなかったし。
最後、政治家になっていくというストーリーも基本的に、それまでの
悪い事に対しての反省とかでもなくって、単なる個人的な復讐、
それこそ成り上がりの為っぽかったしね。
あんまり、応援したくなかったんですよねぇ。
残念無念。
ボスキャラのガンシク&右腕のあいつは言わずもがな嫌な奴だったし。
卑劣さは感じたんですが、クレバーさ、カリスマ性はそこまで感じなかったんですよね。
だってさ。
次期大統領選を占い師(祈祷師)で決めるんですよ。
いくらなんでもねぇ・・・と思いつつ、実際もこんなんあるんでしょうねぇとも思ったり。
中盤くらいから出てくる、女検事さんに関しては、正義の人だったんですが、
顔なのか性格なのか、どこか意地悪に感じちゃって好感持てなかったし。
とにかく、好きなキャラクターがいなくって。
強いて言えば、パク・テスの幼馴染のドゥイルかな。
彼は野良犬感が強くって、芯の一本通ったやつで。
こいつだけは応援したくなりましたよ!!
お話について。
確かに見応えはあったんです。
既視感バリバリでしたが、世の中にはびこる悪を映し出し、
それをどう正義が乗り越えていくかみたいな。
勧善懲悪ではありませんでしたが、実在の歴代大統領を反映させながら
進んでいくストーリーは◎。
そこら辺は、なるほど、巧みだなぁと。
あと、序盤のおバカスタイリッシュな世界観も良かったな。
悪検事三人集のディスコダンス的なエンタメ的演出も観ていて
楽しかったです。
良かったところもあったんですが、全体的にはちょっとノレなかったという印象。
まぁまぁまぁ。
しっかし、主演のテスを演じたチョ・インソン氏とガンシクを演じたチョン・ウソン氏。
似てない??
最初はうっすら混同してしまいましたとさ(苦笑)
とほほ。
≪点数≫
6点
(19.05.19鑑賞)

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