2019-07-11 Thu

2019年制作 米
監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
≪キャッチコピー≫
『最強の、逆襲(アベンジ)へ――。』
≪ストーリー≫
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。
≪感想≫
大好きMCUの最新作にして最終作。
2008年に1作目「アイアンマン」が制作され、早10年。
もちろん僕も1作目から鑑賞。
ここ数年は映画館でリアルタイムで追い続けております。
もうねぇ。
こんなにずーっと追い続けているシリーズが終わるのはやっぱり寂しいもんです。
本作を観ている間。
とんでもなく幸せなんだけど、まだ終わらないでくれと矛盾した想いが行ったり来たり。
はぁ・・・終わっちゃうんだなぁって。
そんなこんなで大好きなMCUの最新作について。
まずは一言。
ありがとう・・・。
本作までに制作された21作品を見事に取りまとめ、しっかりと
次世代へのバトンを引き継いだ、これ以上ない着地の仕方でした!!
まずはキャラクターが総出演!!
一人一人書いちゃうとメチャクチャ長くなるのでちょっとだけ。
まずはアイアンマン。
本作はアイアンマンを始め、初期メンバーにスポットを当てた
内容に仕上がっておりました。
クライマックスのトニーの展開が何ともまた泣けて泣けて・・・。
トニーに始まりトニーで終わったといった感じです。
そうそう。
奥さんであるペッパー・ポッツも出演。
まさかのアイアンスーツを身に纏って戦う姿は、
めちゃくちゃ心躍らされましたよ!!
キャプテン・アメリカ。
彼も永遠のリーダーであり文字通りキャプテン。
最後の着地の仕方も、キャプテン・アメリカっぽくてよかったですねぇ。
ソーとハルク。
前作ではソーはメチャクチャカッコ良かったのに、本作のソーったら(苦笑)
ハルクも含めこの二人は本作ではコメディリリーフ的立ち位置に
なっていました。
お腹出っぷりソーとキャラに困ったハルク。
良くも悪くもダサかったっす(笑)
ブラックウィドウにホークアイ。
本作ではこの二人にも焦点が当てられていました。
中盤のストーンを巡っての自己犠牲の件。
泣けるよブラック・ウィドウ。
彼女にももっと手厚い鎮魂を・・・。
アントマン。
サノスへの逆襲の鍵となったアントマン。
終盤のジャイアントマンだったり、相棒のワスプとの共闘。
相変わらず観ていて楽しいキャラクターでしたよ。
キャプテン・マーベル。
彼女についてはまだまだ鮮度抜群!!
髪型も変わって一層、カッコ良く仕上がっておりました。
サノスとも五分(ごぶ)で渡り合えて、最強ヒーローの名に偽りない
キャラクターでした。
ブラック・パンサーチームやガーディアンズオブギャラクシーチーム。
ドクター・ストレンジチーム。
本作では少ししか活躍できませんでしたが、それでもあの一つのスクリーンに
みんなが映っている姿を見るだけでこれまた感涙。
スパイダーマン。
大好きトニーとのカラミはとても微笑ましくってね。
子弟、いや親子のような関係にグッときました。
他にもスカーレット・ウィッチやウォー・マシン、ファルコンやウィンター・ソルジャー。
ヴァルキリーも出てたしニック・フューリーも出てた。
もうねぇ書ききれないくらい数多のキャラクターが総出演で。
クライマックスの総登場シーンは本当に号泣ものでした。
はぁ、見てよかったってね。
おっと、もう一人大事なキャラ。
それはヴィランであるサノス御大。
前作はサノスの物語と言っていいほど彼にスポットを当てて
描いておりましたが、本作ではひたすら悪に徹して無敵感爆発。
どうやったら勝てるんだい、誰だったら勝てるんだいと
相変わらず無双の強さでした。
このラスボス感がまた良いんですよねぇ。
演出について。
MCUは本当に進化し続けたシリーズで。
このアメコミ映画という子供ウケしそうなジャンルをしっかりと
老若男女全ての人たちが楽しめるシリーズにしてくれてね。
シリアスだけじゃない。
コメディもいい塩梅で描かれていて。
思わず笑っちゃうシーンもたくさんありました。
そしてそして。
昔の作品を観ていないとわからないことも、観ていたからこそ、積み上げていった
情報が活きるシーンもたっくさん。
思い返すとまたグッとくるんですよね。
クライマックスのキャプテン・アメリカがソーのハンマーをブンブンを
振り回して叩くシーン。
ソー以外持てなかったハンマーですが、ソー曰く
「やっぱりな。」
的なね。
過去にハンマー持ち大会を繰り広げていて、その時
キャップがわずかに持てそうな可能性は見せていましたもんね。
トニーの父親との交流のくだりとか。
キャップの昔のガールフレンドとのくだりとか。
本当にシリアスながらもグッとなるシーンばかりで。
中盤まではアベンジャーズ初期メンバーたちの活躍が主流。
それぞれが6つのインフィニティ・ストーンを再収集するために
過去へ戻る下り。
ここでも嬉しいサービスがたっくさん。
例えば、ソーのガールフレンドであるジェーン(ナタリー・ポートマン)が
出てきたり。
例えば、ロキが出てきたり。
例えば、エンシェント・ワンが出てきたり。
懐かしいあのキャラたちが再登場。
めちゃくちゃ興奮しっぱなし。
昔観たあの作品のあのシーンが出てきたりと本当に素晴らしいサプライズばかりでした。
そしてそして。
クライマックスの全ヒーローが集まってくる瞬間。
キャプテン・アメリカの
「アベンジャーズ、アッセンブル!!」
の掛け声とともに始まるバトル。
これまでの重たい雰囲気からのカタルシス爆発!!
僕の涙腺も爆発!!!!
多幸感に溢れるシーンの連続ですっごいグッときましたよ。
そこから女性ヒーロー総決算のシーンもグッときたなぁ・・・・。
最後の最後までサービス満点で大満足の本作。
もちろん不満が無い訳でもないんです。
一番の不満は上映時間が短すぎ(笑)!!
もっとも〜〜っと彼らの活躍を見たかったよぅ・・・。
特に個人個人のバトルやコンビネーションバトル。
お話についてもきっとツッコもうと思えばいくらでもツッコめるんです。
けどそんな事は野暮ってなもんで。
とにかく、10年以上も続いた一つの壮大なシリーズが、今幕を閉じた訳で。
本当に素晴らしいシリーズ。
本当に素晴らしい映画。
この時代に生まれて、このシリーズに出会えて本当に良かった・・・。
「感謝」の一言!!!!
さて、MCUは今後どのような展開を広げていくのでしょうか・・・。
すでに何作品かは制作も決まっていて。
新たな歴史はもう始まっている!!
これからも追い続けていきます!!
≪点数≫
10点
(19.04.28鑑賞)

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