2019-07-01 Mon

2017年制作 仏
監督:リュック・ベッソン
≪キャッチコピー≫
『宇宙で、ブッ飛べ。』
≪ストーリー≫
西暦2740年。宇宙の平和を守るため、銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアン(デイン・デハーン)とローレリーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)。アルファ宇宙ステーションに降り立った彼らは、長い時間をかけて規模を広げ、多種多彩な種族が共存している“千の惑星の都市”の繁栄を目にする。だがその裏にはある秘密が存在し……。
≪感想≫
リュック・ヴェッソン監督最新作。
もっと言うと、ヨーロッパ・コープ最新作。
ヨーロッパ・コープ作品と言えば大味おバカ映画という印象。
本作のCMもそんな感じがプンプンで。
色彩豊かな世界観と、様々なルックのクリーチャーたち。
ちょっと「スター・ウォーズ」的な。
ちょいと楽しみしておりました。
さてさて。
「ワクワク」はしたんだけど「ドキドキ」はしなかったなぁ・・・。
本作は先に少し書きましたが、とにかくルックが素晴らしくって。
子供の頃夢見ていた未来がそこにはあって。
多種多様な宇宙人やメカたち。
観ていてすっごい楽しかったです。
想像を超える映像や世界は無かったんですが、見たかった世界観を
しっかりと観せてもらえたって感じ。
う〜〜ん、やっぱり本作は映画館案件だったなぁ。
映画館で観れなかった事をちと後悔。
とほほ。
とにかくルックは最高でワクワクしました!!
ただねぇ。
お話やアクションがそんなにだったんですよねぇ。
アクションについて。
ちょくちょくバトルアクションシーンが出てきていたんですが、
なんだか動きにキレがなくって、あまりカッコよく無かったんですよね。
これは撮り方とかの問題なのかな。
ちょっと、こんなもんか的な感じがして。
もう少し、キレよくカッコ良く撮って欲しかったかな。
お話について。
既視感バリバリのお話と、寄り道だらけの展開。
もう少しコンパクトにできたんじゃないのかなぁ。
まぁただ、監督の好きなもの撮りたいものをカットせずに詰め込んだんでしょうね。
例えば、中盤のダンスホールでのダンスシーンとか。
リアーナが魅力的に踊るんですが、あのシーンっているのかなぁ・・・。
イーサン・ホークの扱いも少し雑だったし。
上記二人の展開はとってつけた感プンプンでね。
まぁまぁまぁ。
そんなこんなで、ルック的にはめちゃくちゃ楽しくってワクワクさせられたんですが、
お話的にはドキドキしなかったという所。
大きなスクリーンで観たかったっす!!
余談ですが、本作に出てくる惑星ミュールのパール人のルックが
僕的には少し不気味に感じました(苦笑)
超有名作品「アバター」のあいつらを彷彿とさせて。
実は「アバター」は観た事がなくって。
ただルックとかもそうですが、お話的にも「アバター」ってこんな作品だったのでは!?
迫害される異星人的な。
今度、観てみるかな。
もひとつ余談。
本作って原作漫画があるんですって。
しかもこの漫画は「スター・ウォーズ」に影響を与えているらしくって。
へぇ〜、へぇ〜、へぇ〜。
興味ありますな。
≪点数≫
6点
(19.04.13鑑賞)

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