2019-04-14 Sun

2006年制作 米
監督:シルヴェスター・スタローン
≪キャッチコピー≫
『NEVER GIVE UP
自分をあきらめない』
≪ストーリー≫
ボクシング界から引退したロッキー(シルヴェスター・スタローン)は、かつての栄光の面影はなく、小さなイタリアンレストランを経営して生計を立てていた。他界した愛妻エイドリアンとの思い出にすがって生きているロッキーは、己の心の喪失感を埋めるかのように、再びプロボクサーのライセンスを取得するために立ち上がるのだが……。
≪感想≫
大人気「ロッキー」シリーズ第6弾。
次回作からはスピンオフ的作品なので本作で実質、最後なのかな。
前作でこれまでのロッキーシリーズをひっくり返した内容になっていたため、
ちょっとだけ萎えちゃった本シリーズ。
個人的な考えなんですけど、恐らく前作があまりにも評判が
悪かったため、このまま終わらせるのはいかん!!
っつー事で作られたんじゃないかなぁ。
だって、前作の終わり方ってボクシングじゃなくってストリートファイト
ですもんね。
そりゃないよなぁ。
そんなこんなで本作。
なるほど!!
前作はやっぱりフリだったのか!!
本作はしっかりとボクシングで終わらせてくれました。
しかも前作のお話はなかったものとして進んでいるのも少し笑えました(苦笑)
愛するエイドリアンも病気で亡くして、途方にくれるロッキー。
もう一人の愛する家族である一人息子にもそっぽを向かれている始末。
たった一つの生きがいであるボクサー人生にも終止符を打って、
毎日、何となくぼんやりと生きている最中、もう一度ボクシングを
始めるっつーお話。
なんでしょう、クライマックスのボクシングシーンなんて、
相変わらずツッコミどころ満載。
引退したロートルボクサーがいきなりヘビー級チャンピオンと
互角の戦いをするなんていくらなんでもありえないし。
ヘビー級チャンプのパンチをボッコボコに受けて、それでも立ち上がれるのは
いくらなんでもありえないし。
そもそも50過ぎぐらいのボクサーって・・・。
ツッコミ出すとキリがない。
ただね・・・。
そんなこたぁどうでも良くってね。
そんなこたぁロッキーシリーズの大事なことなんかじゃないやいって。
ロッキーの生き様、ロッキーを通して僕らが生きて行く上での指針みたいなものを
描いているのが本シリーズなんじゃいってね!!
チャレンジし続けて行くこと。
諦めないこと。
折れないこと。
突き通すこと。
生き続けていくこと。
ロッキーを通して、自分の生き方を顧みる。
ちくしょう!!俺だってやれるんだ!!
頑張らなくっちゃ!!
あのテーマソングが流れてくる・・・。
うるっとね・・・。
エンドロールも最高だったなぁ・・・。
これまたうるっとね・・・。
なんでしょう。
本シリーズを通して色々思うところもあるのですが、
ロッキーという一人の男、スタローンという一人の男が大好きになる。
ボクシング映画、スポーツ映画というよりかは人間ドラマとして、
とても素敵で熱くなる作品集。
さてさて。
本シリーズはひとまずこれで終了。
次回作はスピンオフ的な作品。
ロッキーの好敵手であり親友となったアポロ・クリードの息子のお話。
巷でめちゃくちゃ評判の良かった作品。
楽しみで仕方ありません!!!!!
≪点数≫
8点
(19.01.05鑑賞)

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