2019-02-20 Wed

2018年制作 米
監督:ルーベン・フライシャー
≪キャッチコピー≫
『最も残虐な悪(ダークヒーロー)が誕生する。』
≪ストーリー≫
ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が人体実験を行っており、死者が出ているといううわさを聞きつける。正義感にかられ、真相を突き止めようと調査を始めた彼は被験者と接触したために、地球外生命体のシンビオートに寄生される。
≪感想≫
マーヴェルアメコミシリーズ最新作。
今回は「スパイダーマン3」のヴィランとして出ていたヴェノムを主役に
据えた作品。
僕的にアベンジャーズシリーズに参入するのかななんてワクワクしていたんですが
そうでもないみたい。
う〜〜〜ん、残念だなぁ・・・。
さてさて、本作について。
またもや楽しい作品が登場です!!
・・・でもなぁ・・・。
まずは良かったところ。
先に軽く内容をおさらい。
ジャーナリストのエディ・ブロックがシンビオートであるヴェノムに寄生されて
二心同体で悪をやっつけるっつーお話。
思い出したのが、日本の人気漫画の「寄生獣」。
あれも、地球外生命体が人間に規制するっつーお話でしたね。
おっと脱線。
良いところについて。
まずは、トム・ハーディー力爆発!!
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の主役を演じていたトム・ハーディーが
今回は、一人でワイワイキャッキャと寄生されたヴェノムとやり取りをします。
バディムービーとしてとても楽しい作品に仕上がっていました。
ヴェノムもなかなか楽しいキャラクターでしたし。
後にダメダメな部分でも触れますが、基本的には良い奴で愛すべきキャラクターに
仕上がっていました。
アクションがやっぱりカッコよかった。
中盤のバイクアクションシーンとか、ヴェノム化したエディがバトルするシーンも
楽しかった。
ただ、正直ガチャガチャっとしていて分かんない部分もあったり(笑)
クライマックスのヴェノムVSライオットなんで正直、何がなんだか。
ただその勢いや良し!!
凄い事が繰り広げられている感がビンビンに伝わったので◎。
このシーンはもう一回観たいなぁって。
ここからは少し、ダメダメな部分。
お話、展開が雑すぎたように感じました。
地球を侵略しに来たはずのヴェノムがなんだかんだで地球を気に入り、
エディを気に入り、ついには地球を守るという展開。
正直、この流れがピンとこなくって。
なんで、ヴェノムは地球を気に入ったのか。
一応、ヴェノムは自分の星で「負け犬」だったんだ的なお話はありましたが、
そんなに詳しく描いていなかったので、イマイチ、ヴェノムに肩入れが
できなかったんですよね。
そこは続編以降で細かい部分の描きこみを期待という事で。
あとは、もう少しエディとヴェノムが仲良くなる過程を描いて欲しかったな。
とか。
アクションももう少し描いて欲しかったな。
とか。
敵キャラのライオットのビジュアルがヴェノムとそっくりだったので、もう少し、
他のパターンも見たかったな。
とか。
結構数え上げればキリがなかったりね(苦笑)
あと、マーベル映画お約束のエンドクレジット後のおまけ。
今回は、スパーダーマンのアニメが流れていたんですが、あれ、なんだ???
通常なら、その作品の続編だったりとかを匂わすシーンだったりしたイメージがあるのですが、
今回はヴェノムと全く関係なくないかい??
ちょっと最後の最後で
「???」
でしたよ。
そんなこんなで。
苦言を色々と呈してしまいましたが、全体的には楽しかったです。
バディムービーとしても楽しかったし、アクションシーンも楽しかった。
なんだかんだでニューヒーローのヴェノムも魅力的だったし。
きっと、本作もシリーズ化されるでしょうし、また新しいアメコミヒーローが
誕生したかと思うとワクワクが止まりません。
アメコミ映画はやっぱり最高です!!!!
≪点数≫
7点
(18.11.16鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト