2012-05-17 Thu

2005年制作 露/伊/仏/スイス
監督:アレクサンドル・ソクーロフ
≪キャッチコピー≫
『天皇ヒロヒト――。彼は、悲劇に傷ついた、ひとりの人間。』
≪ストーリー≫
1945年8月、待避壕(敵の砲弾などを避けるために掘った穴)もしくは
生物研究所で暮らしていた昭和天皇ヒロヒト(イッセー尾形)は、
自分を神と崇める側近たちに孤独を覚えていた。唯一の安らぎは
生物標本を眺める時だけで、戦争終結に苦悩する天皇は日本が焦土と
化す悪夢にうなされる。
そして、連合国占領軍総司令官マッカーサー(ロバート・ドーソン)との
会談の日が訪れる。
≪感想≫
イッセー尾形の繊細な演技にただただ感嘆・・・。
「人間としての昭和天皇」
その心情、内情はとういはかりえる物ではないけれど少しだけ心に触れる事ができた。
外国の監督だからこそ描けた作品じゃないかなぁ・・・。
ところどころ分からない部分があったりと小難しい内容になっていたけど、
一度は観た方が良いと思えた作品。
≪点数≫
10点
(06.11.21鑑賞)

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