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No.1544 『ハクソー・リッジ』
No1544 『ハクソー・リッジ』

2016年制作 オーストラリア/米
監督:メル・ギブソン

≪キャッチコピー≫
『世界一の臆病者が、
英雄になった理由とは――』

≪ストーリー≫
第2次世界大戦中、デズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は、人を殺してはいけないという信念を持ち、軍隊に入ってもその意思を変えようとしなかった。彼は、人の命を奪うことを禁ずる宗教の教えを守ろうとするが、最終的に軍法会議にかけられる。その後、妻(テリーサ・パーマー)と父(ヒューゴ・ウィーヴィング)の尽力により、デズモンドは武器の携行なしに戦場に向かうことを許可され……。

≪感想≫
メル・ギブソン監督作品。
第二次世界大戦の沖縄戦を舞台にしたお話。
主人公のデズモンドは自らの宗教心から武器を持たず、人を殺さずを信念に
衛生兵として戦場に出る事になる・・・。

むむむ・・・えぐ〜〜〜い。
むむむ・・・おも〜〜〜い。
だけど刺さる作品。
とても良くできた作品。

主演はアンドリュー・ガーフィールド。
沈黙ーサイレンスー」にも出ていましたね。
「沈黙〜」でもそうでしたが本作の主役のデズモンドのキャラと
彼がとっても合っていて。
ちょっともやしっ子っぽい見た目なんだけど芯が太い感じ。
信念に生きる男を見事に演じていました。

キャラについて。
このデズモンドは自分の信じる部分をあたりまえのようにこなしていく。
それが良き事であるからという訳でもなく、ただ自分が信じる道を突き進む。
それが自分が生きていく上で普遍の事だと言わんばかりに。
何度か自分が信じたことを曲げなくちゃいけない場面に出くわすんですが、
それでも彼は折れなくって。
もしかしたらそのせいで誰かの命が失われても。
そのせいで自らの命が失われる事になっても。
戦争は人の命をどんどん奪っていく。
彼の信念は一人でも多くの命を救う事。
その信念が結果的に多くの命を救うんですよねぇ。
なんでしょう、彼の生き方に共感することは難しいんですけどこんな人が
何かを変えていくんだろうなぁと思いました。

そうそう。
本作って実話だったんですね。
沖縄戦が舞台というところだけ真実かと思っていましたが、
まさかのデズモンドという方が実在していたなんて・・・。
エンドロール前のエンディングで本人らのインタビューが流れた瞬間、
これまでの彼の行動等を思い返してグッときましたよ。

実話ベースで言うとクリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」も
こんな感じの作品でした。
あれもとても良い作品でした。

演出について。
本作は戦争映画いう事でバイオレンスシーンが盛りだくさん。
序盤中盤まではデズモンドの人間性や青春を映し出し、中盤から終盤にかけての戦場シーン。
突然訪れる戦争、「死」がすぐそばにあるという現実が否応なしに映し出される。
リアリティ溢れる戦闘シーン。
そこには「戦場」の恐ろしさがしっかりと映し出されていて。
これでも「戦争」はなくならないし、むしろ今の日本はこの作品に近づいているとさえ
言える社会になって来ている。
ぞっとしますねぇ・・・。
理想だけで生きるのはとても難しいのかもしれませんが、やっぱりいつかはこの世から
戦争がなくなってほしいという気持ちは捨てられない。

う〜〜ん、なんだかなぁ。

とにもかくにも。
メル・ギブソンが撮った戦争映画。
この上ないリアリティと一人の男の信仰、そして信念を見事に描いた良作でした!!

≪点数≫
  8点
                                           (18.09.29鑑賞)
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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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