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No.1522 『サイン』
No1522 『サイン』

2002年制作 米
監督: M・ナイト・シャマラン

≪キャッチコピー≫
『それは――決して気づいてはいけない兆候(サイン)』

≪ストーリー≫
信仰に篤い牧師のグラハム・ヘスは、最愛の妻を突然の事故で亡くしてしまう。その時、ある霊的な現象が起きたことでグラハムは神に対して疑念を抱き、やがて牧師を辞める。農夫となったグラハムは、弟と2人の子供たちと共に平穏な日々を送っていた。だが、ある日、農場のトウモロコシ畑に巨大なミステリー・サークルが出現して以来、奇怪な出来事が続発する。幼い娘には不吉な予知能力が宿り、農場の周囲に次々と不幸が起き始める。グラハムはミステリー・サークルがなぜ自分の農場に現われたのか、それが意味するものは何なのか調べようとするが……。

≪感想≫
M・ナイト・シャマラン監督作。

シャマラン監督と言えばやはり「シックス・センス」。
僕もその昔、映画館で鑑賞して衝撃を受けた記憶があります。
その後も色々と作品を撮ってきたシャマラン監督。
僕も「アフター・アース」「デビル」「ヴィジット」辺りを鑑賞してきました。

直近では「スプリット」を鑑賞。
この「スプリット」に関してはちょっとやらかしてしまったんです。
必ず事前に観ないといけない作品があって。
それが「アンブレイカブル」という作品。
その続編的なスピンオフ的な作品だったんですよねぇ・・・。
残念無念。

そこはまぁ置いといて。
そんなシャマラン監督の旧作。

メル・ギブソン演じる元牧師の一家の元に謎の地球外生命体が降り立つっつーお話。

う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、なんか変な映画だなぁ。

結局どこに主体を置いていたのかなぁ。

謎の生命体とのバトルを描くアクション作品。
でもなく。

謎の生命体の本性はまさかの!!
的なサスペンス作品でもなく。

妻を、母を、義姉を失った家族の再生のお話でした。
プラス宗教観、信仰心のお話?的な。

ただ、結構どの部分も地味でねぇ・・・。

例えばアクションについて。
本作は宇宙人的な化け物が出てくるんですが、そいつとの格闘シーンとか本当に少ししかなくって。
無いと言っても過言ではなくって。
そして、この化け物のルックがまず地味でカッコ悪い。
泥田坊的なルックで凶暴性もあまりなく、水が苦手というこれまた地味なスペック。
全然、アガらないんだよなぁ・・・。

例えば謎解き的なサスペンス要素について。
確かに化け物をあまり写さずに、ずーっとドキドキさせる手法はまぁ、アリっちゃあアリなんですが、
そこまで深掘りしなかったんですよね。
結局のところ、宇宙人たちはどれくらいの規模で何を目的に地球に現れたのか。
他にもミステリーサークルの解明だとか、色々と気になるところがいっぱい。
そしてこれは最後まで明かされる事なく終わっちゃってて。
これまた全然、アガらないんだよなぁ・・・。

そして、恐らく本作の肝である主人公一家の再生の物語。
これも正直よく分かんなかった。
言葉の節々に「奇跡」とか「信じる」とか神さまに関するお話も多々出て来て。
本作の主人公であるグラハムは元牧師で妻を不慮の事故で亡くしてそれから神を
信じることができなくなって牧師を辞める事に。
ストーリーの途中途中で差し込まれる妻を失う過程。
そしてクライマックス。
グラハム一家はこれまでの生活からヒントを拾い上げ、化け物退治に成功する。
それを、グラハムたちは単なる偶然の積み重ねではなく、「奇跡」、それこそ「お導き」であると感じ
また信仰心を取り戻す。
無宗教の僕的には引っかかりはあるものの、ジンと来るものがなくって。
バケモノとのバトルと上手く絡めてくれればもっと楽しめたのにな。

どっちつかずの感じで物足りなかったです。

そんなこんなで。
僕的にはピンとこなかった1作。
シャマラン監督の作品だからとハードルを上げちゃったかな。

ムムム・・・ドンマイドンマイ!!

≪点数≫
  3点
                                           (18.08.18鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
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