2018-10-05 Fri

2008年制作 邦
監督:西谷 弘
≪キャッチコピー≫
『その謎を、愛そう。』
≪ストーリー≫
惨殺死体が発見され、新人女性刑事・内海(柴咲コウ)は先輩と事件の捜査に乗り出す。捜査を進めていくうちに、被害者の元妻の隣人である石神(堤真一)が、ガリレオこと物理学者・湯川(福山雅治)の大学時代の友人であることが判明。内海から事件の相談を受けた湯川は、石神が事件の裏にいるのではないかと推理するが……。
≪感想≫
福山雅治さん主演の人気テレビドラマ「ガリレオ」シリーズの映画版。
原作はこれまた人気作家の東野圭吾さんの「ガリレオ」シリーズ。
原作シリーズは何作か読んだことがあるんですが、ただ本作は読んだことないかも。
小説シリーズは楽しく読ませて頂いております。
テレビドラマについては、人気があるのは知っているのですが、実は観たことがないんですよねぇ・・・。
映画をたくさん観るようになって、どうしてもテレビドラマからは離れていってしまって。
昔はめちゃくちゃ観ていたのですが。
さてさて。
そんな実写版「ガリレオ」弱者の僕の感想は・・・。
う〜〜ん。
全体的にはグッときたんですが映画じゃなくても良かったかも。
ストーリーが荒い。
一番気になったのが、警察がそこまで疑わしくない花岡靖子を
容疑者としてガンガン責め立てるのか。
観ているこっちは犯人が分かっているので、一応、良いんですがなんだか引っかかる。
「おいおい、もしこれが犯人じゃなかったら大変だぞ。」
って。
あと、よく分かんないんですが警察の対応ってこんなに大袈裟な感じなのかなぁ。
合同会議的シーンは一人の殺人事件でこんなに大々的な事になるのかなぁって。
何でしょう、外堀が全然描かれていないのでピンとこなかった。
例えば、他の容疑者の疑いが晴れていく過程や、そもそも花岡靖子が
疑われていく過程をもう少し丁寧に描いて欲しかったなと。
あと、これってガリレオシリーズじゃなくっても良いのではとも思ったり。
だって本作の主人公である湯川は物理系の学者さんで、事件の真相を科学的な視点で
解いていくんですよね。
本作ってそういう側面ありましたっけ??
犯人の石神も数学の天才という肩書きだったんですが、数学的側面ありましたっけ??
確かにどちらもキレ者感はありましたが・・・。
ここら辺もちょっと引っかかりました。
むむむ・・・。
全体的なお話はとても好きだったのですが。
やっぱこれは原作を読んだ方が良いのかなとも思ったり。
とにかく映像になるとやっぱり引っかかりが多くなってね。
とりあえず原作を読んでみようかなぁ・・・。
映画版はあと1作品あるみたい。
観てみようかな。
≪点数≫
5点
(18.07.28鑑賞)
こちら原作。
読んでみるか。

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